刑法

# 明治四十年法律第四十五号 #

第二十六条の二 # 刑の全部の執行猶予の裁量的取消し

@ 施行日 : 令和五年七月十三日 ( 2023年 7月13日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第六十六号による改正

1項

次に掲げる場合においては、刑の全部の執行猶予の言渡しを取り消すことができる。

一 号

猶予の期間内に更に罪を犯し、罰金に処せられたとき。

二 号

第二十五条の二第一項の規定により保護観察に付せられた者が遵守すべき事項を遵守せず、その情状が重いとき。

三 号

猶予の言渡し前に他の罪について禁錮以上の刑に処せられ、その刑の全部の執行を猶予されたことが発覚したとき。