検疫法

# 昭和二十六年法律第二百一号 #

第五条 # 交通等の制限

@ 施行日 : 令和四年十二月十九日 ( 2022年 12月19日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第九十六号による改正

1項

外国から来航した船舶 又は外国から来航した航空機(以下「船舶等」という。)については、その長が検疫済証 又は仮検疫済証の交付を受けた後でなければ、何人も、当該船舶から上陸し、若しくは物を陸揚げし、又は当該航空機 及び検疫飛行場ごとに検疫所長が指定する場所(第一号 及び第十三条の三において「検疫飛行場指定場所」という。)から離れ、若しくは物を運び出してはならない。


ただし次の各号いずれかに該当するときは、この限りでない。

一 号

検疫感染症の病原体に汚染していないことが明らかである旨の検疫所長の確認を受けて、当該船舶から上陸し、若しくは物を陸揚げし、又は当該航空機 及び検疫飛行場指定場所から離れ、若しくは物を運び出すとき。

二 号

第十三条の二の指示に従つて、当該貨物を陸揚げし、又は運び出すとき。

三 号

当該船舶から 検疫港ごとに検疫所長が指定する場所(以下 この号 及び第十三条の三において「検疫港指定場所」という。)に上陸し、又は検疫港指定場所に物を陸揚げするとき。

四 号
緊急やむを得ないと認められる場合において、検疫所長の許可を受けたとき。