民法

# 明治二十九年法律第八十九号 #

第三百九十八条の七 # 根抵当権の被担保債権の譲渡等

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第百二号による改正

1項

元本の確定前に根抵当権者から債権を取得した者は、その債権について根抵当権を行使することができない


元本の確定前に債務者のために又は債務者に代わって弁済をした者も、同様とする。

2項

元本の確定前に債務の引受けがあったときは、根抵当権者は、引受人の債務について、その根抵当権を行使することができない

3項

元本の確定前に免責的債務引受があった場合における債権者は、第四百七十二条の四第一項の規定にかかわらず、根抵当権を引受人が負担する債務に移すことができない。

4項

元本の確定前に債権者の交替による更改があった場合における更改前の債権者は、第五百十八条第一項の規定にかかわらず、根抵当権を更改後の債務に移すことができない


元本の確定前に債務者の交替による更改があった場合における債権者も、同様とする。