児童福祉法

# 昭和二十二年法律第百六十四号 #
略称 : 児福法 

第二十四条の二十四

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第六十三号による改正

1項

都道府県は、第二十四条の二第一項第二十四条の六第一項第二十四条の七第一項 又は第二十四条の二十第一項の規定にかかわらず、内閣府令で定める指定障害児入所施設等に入所等をした障害児(以下この項において「入所者」という。)について、引き続き指定入所支援を受けなければその福祉を損なうおそれがあると認めるときは、当該入所者が満十八歳に達した後においても、当該入所者からの申請により、当該入所者が満二十歳に達するまで、内閣府令で定めるところにより、引き続き第五十条第六号の三に規定する障害児入所給付費等(次項 及び第三項において「障害児入所給付費等」という。)を支給することができる。


ただし、当該入所者が障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律第五条第六項に規定する療養介護 その他の支援を受けることができる場合は、この限りでない。

○2項

都道府県は、前項の規定にかかわらず同項の規定により障害児入所給付費等の支給を受けている者であつて、障害福祉サービス その他のサービスを利用しつつ自立した日常生活 又は社会生活を営むことが著しく困難なものとして内閣府令で定める者について、満二十歳に到達してもなお引き続き指定入所支援を受けなければその福祉を損なうおそれがあると認めるときは、当該者が満二十歳に達した後においても、当該者からの申請により、当該者が満二十三歳に達するまで、内閣府令で定めるところにより、引き続き障害児入所給付費等を支給することができる。


この場合においては、同項ただし書の規定を準用する。

○3項

前二項の規定により障害児入所給付費等を支給することができることとされた者については、その者を障害児 又は障害児の保護者とみなして、第二十四条の二から第二十四条の七まで第二十四条の十九第四項除く)及び第二十四条の二十から第二十四条の二十二までの規定を適用する。


この場合において、必要な技術的読替え その他これらの規定の適用に関し必要な事項は、政令で定める。

4項

第一項 又は第二項の場合においては、都道府県知事は、児童相談所長の意見を聴かなければならない。