労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律

# 昭和四十一年法律第百三十二号 #
略称 : 雇対法  労働施策総合推進法 

第二十七条 # 大量の雇用変動の届出等

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

事業主は、その事業所における雇用量の変動(事業規模の縮小 その他の理由により一定期間内に相当数の離職者が発生することをいう。)であつて、厚生労働省令で定める場合に該当するもの(以下この条において「大量雇用変動」という。)については、当該大量雇用変動の前に、厚生労働省令で定めるところにより、当該離職者の数 その他の厚生労働省令で定める事項を厚生労働大臣に届け出なければならない。

2項

国 又は地方公共団体に係る大量雇用変動については、前項の規定は、適用しない


この場合において、国 又は地方公共団体の任命権者(委任を受けて任命権を行う者を含む。第二十八条第三項において同じ。)は、当該大量雇用変動の前に、政令で定めるところにより、厚生労働大臣に通知するものとする。

3項

第一項の規定による届出 又は前項の規定による通知があつたときは、国は、次に掲げる措置を講ずることにより、当該届出 又は通知に係る労働者の再就職の促進に努めるものとする。

一 号

職業安定機関において、相互に連絡を緊密にしつつ、当該労働者の求めに応じて、その離職前から、当該労働者 その他の関係者に対する雇用情報の提供 並びに広範囲にわたる求人の開拓 及び職業紹介を行うこと。

二 号

公共職業能力開発施設において必要な職業訓練を行うこと。