職業安定法第二十条の規定は、労働者派遣事業について準用する。
この場合において、
同条第一項中
「公共職業安定所」とあるのは
「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律第二条第四号に規定する派遣元事業主(以下単に「派遣元事業主」という。)」と、
「事業所に、求職者を紹介してはならない」とあるのは
「事業所に関し、同条第一号に規定する労働者派遣(以下単に「労働者派遣」という。)(当該同盟罷業 又は作業所閉鎖の行われる際 現に当該事業所に関し労働者派遣をしている場合にあつては、当該労働者派遣 及びこれに相当するものを除く。)をしてはならない」と、
同条第二項中
「求職者を無制限に紹介する」とあるのは
「無制限に労働者派遣がされる」と、
「公共職業安定所は当該事業所に対し、求職者を紹介してはならない」とあるのは
「公共職業安定所は、その旨を派遣元事業主に通報するものとし、当該通報を受けた派遣元事業主は、当該事業所に関し、労働者派遣(当該通報の際 現に当該事業所に関し労働者派遣をしている場合にあつては、当該労働者派遣 及びこれに相当するものを除く。)をしてはならない」と、
「使用されていた労働者」とあるのは
「使用されていた労働者(労働者派遣に係る労働に従事していた労働者を含む。)」と、
「労働者を紹介する」とあるのは
「労働者派遣をする」と
読み替えるものとする。