商人間の売買において、買主は、その売買の目的物を受領したときは、遅滞なく、その物を検査しなければならない。
商法
#
明治三十二年法律第四十八号
#
第五百二十六条 # 買主による目的物の検査及び通知
@ 施行日 : 令和二年四月一日
( 2020年 4月1日 )
@ 最終更新 :
平成二十九年法律第四十五号による改正
前項に規定する場合において、買主は、同項の規定による検査により売買の目的物が種類、品質 又は数量に関して契約の内容に適合しないことを発見したときは、直ちに売主に対してその旨の通知を発しなければ、その不適合を理由とする履行の追完の請求、代金の減額の請求、損害賠償の請求 及び契約の解除をすることができない。
売買の目的物が種類 又は品質に関して契約の内容に適合しないことを直ちに発見することができない場合において、買主が六箇月以内にその不適合を発見したときも、同様とする。
前項の規定は、売主がその瑕疵 又は数量の不足につき悪意であった場合には、適用しない。