国家公務員制度改革基本法

# 平成二十年法律第六十八号 #
略称 : 公務員改革法 

第九条 # 職員の倫理の確立及び信賞必罰の徹底


1項

政府は、職員の倫理の確立 及び信賞必罰の徹底のため、次に掲げる措置を講ずるものとする。

一 号

人事評価について、次に定めるところにより行うものとすること。

国民の立場に立ち職務を遂行する態度その他の職業倫理を評価の基準として定めること。

業績評価に係る目標の設定は、所属する組織の目標を踏まえて行わなければならないものとすること。

職員に対する評価結果の開示その他の職員の職務に対する主体的な取組を促すための措置を講ずること。

二 号

職務上知ることのできた秘密を漏らした場合 その他の職務上の義務に違反した場合又は職務を怠った場合における懲戒処分について、適正かつ厳格な実施の徹底を図るための措置を講ずること。

三 号

国家賠償法昭和二十二年法律第百二十五号)に基づく求償権について、適正かつ厳格な行使の徹底を図るための措置を講ずること。