都道府県は、感染症の発生の予防 及びまん延の防止のための施策の実施に当たっての連携協力体制の整備を図るため、都道府県、保健所設置市等、感染症指定医療機関、診療に関する学識経験者の団体 及び消防機関(消防組織法(昭和二十二年法律第二百二十六号)第九条各号に掲げる機関をいう。)その他の関係機関により構成される協議会(以下この条において「都道府県連携協議会」という。)を組織するものとする。
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
#
平成十年法律第百十四号
#
略称 : 感染症予防法
感染症法
第十条の二 # 都道府県連携協議会
@ 施行日 : 令和六年四月一日
( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 :
令和四年法律第九十六号による改正
都道府県連携協議会は、その構成員が相互の連絡を図ることにより、都道府県 及び保健所設置市等が定めた予防計画の実施状況 及びその実施に有用な情報を共有し、その構成員の連携の緊密化を図るものとする。
都道府県は、第十六条第二項に規定する新型インフルエンザ等感染症等に係る発生等の公表が行われたときは、都道府県連携協議会を開催し、当該感染症の発生の予防 及びそのまん延を防止するために必要な対策の実施について協議を行うよう努めるものとする。
都道府県連携協議会において協議が調った事項については、その構成員は、その協議の結果を尊重しなければならない。
前各項に規定するもののほか、都道府県連携協議会に関し必要な事項は、都道府県連携協議会が定める。