暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律施行規則

# 平成三年国家公安委員会規則第四号 #
略称 : 暴力団対策法施行規則  暴対法施行規則 

第二十三条 # 密接関係者を加入させるための行為等

@ 施行日 : 令和六年七月十四日 ( 2024年 7月14日 )
@ 最終更新 : 令和六年国家公安委員会規則第十号

1項

法第十六条第三項の国家公安委員会規則で定めるものは、次のとおりとする。

一 号

自己 又は自己の所属する指定暴力団等の他の指定暴力団員(法第九条に規定する指定暴力団員をいう。以下同じ。)が密接関係者(法第十六条第三項の密接関係者をいう。以下この条において同じ。)によるこれらの者への連絡を求めている旨を当該密接関係者に伝えることを強要し、又は勧誘すること。

二 号

自己 又は自己の所属する指定暴力団等の他の指定暴力団員が密接関係者による自己の所属する指定暴力団等の事務所への出頭を求めている旨を当該密接関係者に伝えることを強要し、又は勧誘すること。

三 号

自己が当該者を訪問したこと 又は当該者と連絡をしたことを密接関係者に伝えることを強要し、又は勧誘すること。

四 号

密接関係者に対する指導 又は助言を行うこと、密接関係者を保護すること その他の密接関係者が指定暴力団等に加入させられ、又は指定暴力団等から脱退することを妨害されることを防止するための行為をやめることを強要し、又は勧誘すること。

五 号

指定暴力団員に対して、当該指定暴力団員が行っている密接関係者を指定暴力団等に加入させる行為 又は密接関係者が指定暴力団等から脱退することを妨害する行為(以下この号 及び次号において「加入させる行為等」という。)の中止を申し入れること、指定暴力団員が加入させる行為等を行っていることを警察等に知らせること その他の当該指定暴力団員の加入させる行為等を妨げる行為をやめることを強要し、又は勧誘すること。

六 号

加入させる行為等を助けることを強要し、又は勧誘すること。