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物象の状態の量 | 計量単位 | 定義 | |
一 | 長さ | メートル | 真空中で一秒間の二億九千九百七十九万二千四百五十八分の一の時間に光が進む行程の長さ |
二 | 質量 | キログラム | プランク定数を十の三十四乗分の六・六二六〇七〇一五ジュール秒とすることによって定まる質量 |
グラム | キログラムの千分の一 | ||
トン | キログラムの千倍 | ||
三 | 時間 | 秒 | セシウム百三十三の原子の基底状態の二つの超微細準位の間の遷移に対応する放射の周期の九十一億九千二百六十三万千七百七十倍に等しい時間 |
分 | 秒の六十倍 | ||
時 | 秒の三千六百倍 | ||
四 | 電流 | アンペア | 電気素量を十の十九乗分の一・六〇二一七六六三四クーロンとすることによって定まる電流 |
五 | 温度 | ケルビン | ボルツマン定数を十の二十三乗分の一・三八〇六四九ジュール毎ケルビンとすることによって定まる温度(ケルビンで表される温度は熱力学温度とし、セルシウス度 又は度で表される温度はセルシウス温度(ケルビンで表した熱力学温度の値から 二百七十三・一五を減じたもの)とする。) |
セルシウス度 又は度 | |||
六 | 物質量 | モル | 六・〇二二一四〇七六に十の二十三乗を乗じた数の要素粒子 又は要素粒子の集合体(組成が明確にされたものに限る。)で構成された系の物質量 |
七 | 光度 | カンデラ | 放射強度六百八十三分の一ワット毎ステラジアンで五百四十兆ヘルツの単色光を放射する光源の その放射の方向における 光度(五百四十兆ヘルツの単色光と異なる光については、経済産業省令で定める。) |
八 | 角度 | ラジアン | 円の半径に等しい長さの弧の中心に対する角度 |
度 | 円周を三百六十等分した弧の中心に対する角度 | ||
秒 | 度の三千六百分の一 | ||
分 | 度の六十分の一 | ||
九 | 立体角 | ステラジアン | 球の半径の平方に等しい面積の球面上の部分の中心に対する立体角 |
十 | 面積 | 平方メートル | 辺の長さが一メートルの正方形の面積 |
十一 | 体積 | 立方メートル | 辺の長さが一メートルの立方体の体積 |
リットル | 立方メートルの千分の一 | ||
十二 | 角速度 | ラジアン毎秒 | 一秒間に一ラジアンの角速度 |
十三 | 角加速度 | ラジアン毎秒毎秒 | 一秒間に一ラジアン毎秒の角加速度 |
十四 | 速さ | メートル毎秒 | 一秒間に一メートルの速さ |
メートル毎時 | 一時間に一メートルの速さ | ||
十五 | 加速度 | メートル毎秒毎秒 | 一秒間に一メートル毎秒の加速度 |
十六 | 周波数 | ヘルツ | 一秒間に一回の周波数 |
十七 | 回転速度 | 毎秒 | 一秒間に一回の回転速度 |
毎分 | 一分間に一回の回転速度 | ||
毎時 | 一時間に一回の回転速度 | ||
十八 | 波数 | 毎メートル | 一メートルにつき 一回の波数 |
十九 | 密度 | キログラム毎立方メートル | 一立方メートルにつき 一キログラムの密度 |
グラム毎立方メートル | 一立方メートルにつき 一グラムの密度 | ||
グラム毎リットル | 一リットルにつき 一グラムの密度 | ||
二十 | 力 | ニュートン | 一キログラムの物体に働くとき、その方向に一メートル毎秒毎秒の加速度を与える力 |
二十一 | 力のモーメント | ニュートンメートル | ある定点から 一メートル隔たった点に その定点に向かって直角方向に一ニュートンの力を加えたときの その定点のまわりの力のモーメント |
二十二 | 圧力 | パスカル 又はニュートン毎平方メートル | 一平方メートルにつき 一ニュートンの圧力 |
バール | パスカル 又はニュートン毎平方メートルの十万倍 | ||
二十三 | 応力 | パスカル 又はニュートン毎平方メートル | 一平方メートルにつき 一ニュートンの応力 |
二十四 | 粘度 | パスカル秒 又はニュートン秒毎平方メートル | 流体内に一メートルにつき 一メートル毎秒の速度こう配があるとき、その速度こう配の方向に垂直な面において 速度の方向に一パスカルの応力が生ずる粘度 |
二十五 | 動粘度 | 平方メートル毎秒 | 密度が一キログラム毎立方メートルで粘度が一パスカル秒の流体の動粘度 |
二十六 | 仕事 | ジュール 又はワット秒 | 一ニュートンの力が その力の方向に物体を一メートル動かすときの仕事 |
ワット時 | ジュール 又はワット秒の三千六百倍 | ||
二十七 | 工率 | ワット | 一秒間に一ジュールの工率 |
二十八 | 質量流量 | キログラム毎秒 | 一秒間に一キログラムの質量流量 |
キログラム毎分 | 一分間に一キログラムの質量流量 | ||
キログラム毎時 | 一時間に一キログラムの質量流量 | ||
グラム毎秒 | 一秒間に一グラムの質量流量 | ||
グラム毎分 | 一分間に一グラムの質量流量 | ||
グラム毎時 | 一時間に一グラムの質量流量 | ||
トン毎秒 | 一秒間に一トンの質量流量 | ||
トン毎分 | 一分間に一トンの質量流量 | ||
トン毎時 | 一時間に一トンの質量流量 | ||
二十九 | 流量 | 立方メートル毎秒 | 一秒間に一立方メートルの流量 |
立方メートル毎分 | 一分間に一立方メートルの流量 | ||
立方メートル毎時 | 一時間に一立方メートルの流量 | ||
リットル毎秒 | 一秒間に一リットルの流量 | ||
リットル毎分 | 一分間に一リットルの流量 | ||
リットル毎時 | 一時間に一リットルの流量 | ||
三十 | 熱量 | ジュール 又はワット秒 | 一ジュールの仕事に相当する熱量 |
ワット時 | ジュール 又はワット秒の三千六百倍 | ||
三十一 | 熱伝導率 | ワット毎メートル毎ケルビン 又はワット毎メートル毎度 | 一メートルにつき 一ケルビンの温度こう配があるとき、その温度こう配の方向に垂直な一平方メートルの断面を通過して、一秒間に一ジュールの熱量が伝導されるときの熱伝導率 |
三十二 | 比熱容量 | ジュール毎キログラム毎ケルビン 又はジュール毎キログラム毎度 | 一キログラムの物質の温度を一ケルビン上げるのに要する熱量が一ジュールであるときの比熱容量 |
三十三 | エントロピー | ジュール毎ケルビン | 温度が一ケルビンの系に一ジュールの熱量を可逆的に与えたときに増加するエントロピー |
三十四 | 電気量 | クーロン | 一秒間に一アンペアの直流の電流によって運ばれる電気量 |
三十五 | 電界の強さ | ボルト毎メートル | 真空中において 一クーロンの電気量を有する無限に小さい静止している帯電体に働く力が一ニュートンである電界の強さ |
三十六 | 電圧 | ボルト | 一アンペアの直流の電流が流れる導体の二点間において 消費される電力が一ワットであるときの その二点間の直流の電圧 又は一アンペアの交流の電流が流れる導体の二点間において 消費される電力の一周期平均が一ワットであるときの その二点間の交流の電圧 |
三十七 | 起電力 | ボルト | 一ボルトの電圧に相当する起電力 |
三十八 | 静電容量 | ファラド | 一クーロンの電気量を充電したときに一ボルトの直流の電圧を生ずる二導体間の静電容量 |
三十九 | 磁界の強さ | アンペア毎メートル | 磁界の方向に沿って一メートル隔てた二点間の起磁力が一アンペアである磁界の強さ |
四十 | 起磁力 | アンペア | 一回巻きの閉回路に一アンペアの直流の電流が流れるときに生ずる起磁力 |
四十一 | 磁束密度 | テスラ 又はウェーバ毎平方メートル | 磁束の方向に垂直な面の一平方メートルにつき 一ウェーバの磁束密度 |
四十二 | 磁束 | ウェーバ | 一秒間で消滅する割合で減少するときにこれと鎖交する一回巻きの閉回路に一ボルトの起電力を生じさせる磁束 |
四十三 | インダクタンス | ヘンリー | 一秒間に一アンペアの割合で変化する直流の電流が流れるときに一ボルトの起電力を生ずる閉回路のインダクタンス |
四十四 | 電気抵抗 | オーム | 一アンペアの直流の電流が流れる導体の二点間の直流の電圧が一ボルトであるときの その二点間の電気抵抗 |
四十五 | 電気のコンダクタンス | ジーメンス | 一アンペアの直流の電流が流れる導体の二点間の直流の電圧が一ボルトであるときの その二点間の電気のコンダクタンス |
四十六 | インピーダンス | オーム | 一アンペアの交流の電流が流れる導体の二点間の交流の電圧が一ボルトであるときの その二点間のインピーダンス |
四十七 | 電力 | ワット | 一ワットの工率に相当する電力 |
四十八 | 電力量 | ジュール 又はワット秒 | 一ジュールの仕事に相当する電力量 |
ワット時 | ジュール 又はワット秒の三千六百倍 | ||
四十九 | 電磁波の電力密度 | ワット毎平方メートル | 電磁波の進む方向に垂直な面の一平方メートルにつき 一ワットの電磁波の電力密度 |
五十 | 放射強度 | ワット毎ステラジアン | 一ステラジアンにつき 一秒間に放射されるエネルギーが一ジュールの仕事に相当するときの放射強度 |
五十一 | 光束 | ルーメン | 一カンデラの光源から 一ステラジアン内に放射される光束 |
五十二 | 輝度 | カンデラ毎平方メートル | 一平方メートルの平面光源の光度が その平面と垂直な方向において 一カンデラであるときの その方向における 輝度 |
五十三 | 照度 | ルクス | 一平方メートルの面が一ルーメンの光束で照らされるときの照度 |
五十四 | 音響パワー | ワット | ある面を一秒間に通過する音によって生じる力学的エネルギーが一ジュールの仕事に相当するときの音響パワー |
五十五 | 濃度 | モル毎立方メートル | 物質一立方メートル中にある成分一モルを含有する濃度 |
モル毎リットル | 物質一リットル中にある成分一モルを含有する濃度 | ||
キログラム毎立方メートル | 物質一立方メートル中にある成分一キログラムを含有する濃度 | ||
グラム毎立方メートル | 物質一立方メートル中にある成分一グラムを含有する濃度 | ||
グラム毎リットル | 物質一リットル中にある成分一グラムを含有する濃度 | ||
五十六 | 中性子放出率 | 毎秒 | 中性子が一秒間に一個の割合で放出される中性子放出率 |
毎分 | 中性子が一分間に一個の割合で放出される中性子放出率 | ||
五十七 | 放射能 | ベクレル | 放射性核種の壊変数が一秒間に一の割合である放射能 |
キュリー | ベクレルの三百七十億倍 | ||
五十八 | 吸収線量 | グレイ | 電離放射線の照射により 物質一キログラムにつき 一ジュールの仕事に相当するエネルギーが与えられるときの吸収線量 |
ラド | グレイの百分の一 | ||
五十九 | 吸収線量率 | グレイ毎秒 | 一秒間に一グレイの吸収線量率 |
グレイ毎分 | 一分間に一グレイの吸収線量率 | ||
グレイ毎時 | 一時間に一グレイの吸収線量率 | ||
ラド毎秒 | 一秒間に一ラドの吸収線量率 | ||
ラド毎分 | 一分間に一ラドの吸収線量率 | ||
ラド毎時 | 一時間に一ラドの吸収線量率 | ||
六十 | カーマ | グレイ | 間接電離放射線の照射により 直接放出される全荷電粒子の初期運動エネルギーの和が物質一キログラムにつき 一ジュールの仕事に相当するときのカーマ |
六十一 | カーマ率 | グレイ毎秒 | 一秒間に一グレイのカーマ率 |
グレイ毎分 | 一分間に一グレイのカーマ率 | ||
グレイ毎時 | 一時間に一グレイのカーマ率 | ||
六十二 | 照射線量 | クーロン毎キログラム | エックス線 又はガンマ線の一キログラムの空気への照射により 放出される電子 又は陽電子によって空気中に生じるイオン群が有する電気量がそれぞれ正 及び負の一クーロンとなる照射線量 |
レントゲン | クーロン毎キログラムの一万分の二・五八倍 | ||
六十三 | 照射線量率 | クーロン毎キログラム毎秒 | 一秒間に一クーロン毎キログラムの照射線量率 |
クーロン毎キログラム毎分 | 一分間に一クーロン毎キログラムの照射線量率 | ||
クーロン毎キログラム毎時 | 一時間に一クーロン毎キログラムの照射線量率 | ||
レントゲン毎秒 | 一秒間に一レントゲンの照射線量率 | ||
レントゲン毎分 | 一分間に一レントゲンの照射線量率 | ||
レントゲン毎時 | 一時間に一レントゲンの照射線量率 | ||
六十四 | 線量当量 | シーベルト | グレイで表した吸収線量の値に経済産業省令で定める係数を乗じた値が一である線量当量 |
レム | シーベルトの百分の一 | ||
六十五 | 線量当量率 | シーベルト毎秒 | 一秒間に一シーベルトの線量当量率 |
シーベルト毎分 | 一分間に一シーベルトの線量当量率 | ||
シーベルト毎時 | 一時間に一シーベルトの線量当量率 | ||
レム毎秒 | 一秒間に一レムの線量当量率 | ||
レム毎分 | 一分間に一レムの線量当量率 | ||
レム毎時 | 一時間に一レムの線量当量率 |