警察署長は、取扱死体について、第三項に規定する法人 又は機関に所属する医師 その他法医学に関する専門的な知識経験を有する者の意見を聴き、死因を明らかにするため特に必要があると認めるときは、解剖を実施することができる。
この場合において、当該解剖は、医師に行わせるものとする。
警察署長は、取扱死体について、第三項に規定する法人 又は機関に所属する医師 その他法医学に関する専門的な知識経験を有する者の意見を聴き、死因を明らかにするため特に必要があると認めるときは、解剖を実施することができる。
この場合において、当該解剖は、医師に行わせるものとする。
警察署長は、前項の規定により解剖を実施するに当たっては、あらかじめ、遺族に対して解剖が必要である旨を説明しなければならない。
ただし、遺族がないとき、遺族の所在が不明であるとき 又は遺族への説明を終えてから解剖するのではその目的がほとんど達せられないことが明らかであるときは、この限りでない。
警察署長は、国立大学法人法(平成十五年法律第百十二号)第二条第一項に規定する国立大学法人、地方独立行政法人法(平成十五年法律第百十八号)第六十八条第一項に規定する公立大学法人、私立学校法(昭和二十四年法律第二百七十号)第三条に規定する学校法人 その他の法人 又は国 若しくは地方公共団体の機関であって、国家公安委員会が厚生労働大臣と協議して定める基準に該当すると都道府県公安委員会が認めたものに、第一項の規定による解剖の実施を委託することができる。
前条第三項の規定は、第一項の規定により解剖を実施する場合について準用する。