内閣総理大臣は、重要施設の敷地の周囲おおむね千メートルの区域内 及び国境離島等の区域内の区域で、その区域内にある土地等が当該重要施設の施設機能 又は当該国境離島等の離島機能を阻害する行為の用に供されることを特に防止する必要があるものを、注視区域として指定することができる。
内閣総理大臣は、注視区域を指定する場合には、あらかじめ、関係行政機関の長に協議するとともに、土地等利用状況審議会の意見を聴かなければならない。
内閣総理大臣は、注視区域を指定する場合には、その旨 及びその区域を官報で公示しなければならない。
注視区域の指定は、前項の規定による公示によってその効力を生ずる。
内閣総理大臣は、第三項の規定による公示をしたときは、速やかに、その指定された区域 その他内閣府令で定める事項を関係地方公共団体の長に通知しなければならない。
第二項から前項までの規定は、注視区域の指定の解除 及びその区域の変更について準用する。
この場合において、注視区域の指定の解除について準用するときは、
第三項中
「その旨 及びその区域」とあり、
及び前項中
「その指定された区域 その他内閣府令で定める事項」とあるのは、
「その旨」と
読み替えるものとする。