アレルギー疾患対策基本法

# 平成二十六年法律第九十八号 #

第十八条


1項

国は、アレルギー疾患を有する者の生活の質の維持向上が図られるよう、アレルギー疾患を有する者に対する医療的 又は福祉的援助に関する専門的な知識 及び技能を有する保健師、助産師、管理栄養士、栄養士、調理師等の育成を図るために必要な施策を講ずるものとする。

2項

国は、アレルギー疾患を有する者に対しアレルギー疾患医療を適切に提供するための学校等、職場等と医療機関等との連携協力体制を確保すること、学校等の教員 又は職員、事業主等に対するアレルギー疾患を有する者への医療的、福祉的 又は教育的援助に関する研修の機会を確保すること、アレルギー疾患を有する者 及びその家族に対する相談体制を整備すること、アレルギー疾患を有する者についての正しい理解を深めるための教育を推進すること その他のアレルギー疾患を有する者の生活の質の維持向上のために必要な施策を講ずるものとする。