第二種施設等(第二種施設 並びに旅客運送事業鉄道等車両 及び旅客運送事業船舶をいう。以下この条 及び第三十七条第一項第一号において同じ。)の管理権原者は、当該第二種施設等の屋内 又は内部の場所の一部の場所であって、構造 及び設備がその室外の場所(特定施設等の屋内 又は内部の場所に限る。)へのたばこの煙の流出を防止するための基準として厚生労働省令で定める技術的基準に適合した室(次項 及び第三項第一号において「基準適合室」という。)の場所を専ら喫煙をすることができる場所として定めることができる。
健康増進法
第三十三条 # 喫煙専用室
第二種施設等の管理権原者は、前項の規定により当該第二種施設等の基準適合室の場所を専ら喫煙をすることができる場所として定めようとするときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該場所の出入口の見やすい箇所に、次に掲げる事項を記載した標識(以下この節において「喫煙専用室標識」という。)を掲示しなければならない。
当該場所が専ら喫煙をすることができる場所である旨
当該場所への二十歳未満の者の立入りが禁止されている旨
その他厚生労働省令で定める事項
第二種施設等の管理権原者は、前項の規定により喫煙専用室標識を掲示したときは、厚生労働省令で定めるところにより、直ちに、当該第二種施設等の主たる出入口の見やすい箇所に、次に掲げる事項を記載した標識(以下この節において「喫煙専用室設置施設等標識」という。)を掲示しなければならない。
ただし、当該第二種施設等の主たる出入口の見やすい箇所に、既に喫煙専用室設置施設等標識が掲示されている場合は、この限りでない。
喫煙専用室(前項の規定により喫煙専用室標識が掲示されている基準適合室をいう。以下この条 及び次条第一項において同じ。)が設置されている旨
その他厚生労働省令で定める事項
喫煙専用室が設置されている第二種施設等(以下この節において「喫煙専用室設置施設等」という。)の管理権原者は、当該喫煙専用室設置施設等の喫煙専用室の構造 及び設備を第一項の厚生労働省令で定める技術的基準に適合するように維持しなければならない。
喫煙専用室設置施設等の管 理権原者等は、二十歳未満の者を当該喫煙専用室設置施設等の喫煙専用室に立ち入らせてはならない。
喫煙専用室設置施設等の管理権原者は、喫煙専用室の場所を専ら喫煙をすることができる場所としないこととしようとするときは、当該喫煙専用室において掲示された喫煙専用室標識を除去しなければならない。
喫煙専用室設置施設等の管理権原者は、当該喫煙専用室設置施設等の全ての喫煙専用室の場所を専ら喫煙をすることができる場所としないこととしたときは、直ちに、当該喫煙専用室設置施設等において掲示された喫煙専用室設置施設等標識を除去しなければならない。