労働安全衛生法

# 昭和四十七年法律第五十七号 #
略称 : 保安四法  安衛法  労安衛法 

第三十条の三

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

第二十五条の二第一項に規定する仕事が数次の請負契約によつて行われる場合(第四項の場合を除く)においては、元方事業者は、当該場所において当該仕事の作業に従事するすべての労働者に関し、同条第一項各号の措置を講じなければならない。


この場合においては、当該元方事業者 及び当該元方事業者以外の事業者については、同項の規定は、適用しない

2項

第三十条第二項の規定は、第二十五条の二第一項に規定する仕事の発注者について準用する。


この場合において、

第三十条第二項
特定元方事業者」とあるのは
「元方事業者」と、

特定事業の仕事を二以上」とあるのは
「仕事を二以上」と、

前項に規定する措置」とあるのは
第二十五条の二第一項各号の措置」と、

特定事業の仕事の全部」とあるのは
「仕事の全部」と

読み替えるものとする。

3項

前項において準用する第三十条第二項の規定による指名がされないときは、同項の指名は、労働基準監督署長がする。

4項

第二項において準用する第三十条第二項 又は前項の規定による指名がされたときは、当該指名された事業者は、当該場所において当該仕事の作業に従事するすべての労働者に関し、第二十五条の二第一項各号の措置を講じなければならない。


この場合においては、当該指名された事業者 及び当該指名された事業者以外の事業者については、同項の規定は、適用しない

5項

第二十五条の二第二項の規定は、第一項に規定する元方事業者 及び前項の指名された事業者について準用する。


この場合においては、当該元方事業者 及び当該指名された事業者 並びに当該元方事業者 及び当該指名された事業者以外の事業者については、同条第二項の規定は、適用しない