医師法

# 昭和二十三年法律第二百一号 #

附 則

平成三〇年七月二五日法律第七九号

分類 法律
カテゴリ   厚生
@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和三年法律第四十九号による改正
最終編集日 : 2024年 04月19日 15時51分


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# 第一条 @ 施行期日

1項
この法律は、平成三十一年四月一日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。
一 号
第一条 及び第四条の規定 並びに次条から附則第四条まで並びに附則第九条 及び第十五条の規定 公布の日
二 号
第三条 及び第五条の規定 並びに附則第六条から第八条まで、第十一条 及び第十二条の規定 令和二年四月一日

# 第二条 @ 検討

1項
政府は、医療の分野における国民の需要が高度化し、かつ、多様化している状況においても、医師がその任務を十分に果たすことができるよう、学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第一条に規定する大学(附則第八条第一項において単に「大学」という。)が行う臨床実習をはじめとする医学に係る教育の状況を勘案し、医師の資質の向上を図る観点から、医師法の規定について検討を加え、その結果に基づき、この法律の公布後三年以内に法制上の措置 その他の必要な措置を講ずるものとする。
2項
政府は、臨床研修の評価に関する調査研究を行うものとし、当該調査研究の結果を勘案し、臨床研修と医師が臨床研修を修了した後に受ける医療に関する専門的な知識 及び技能に関する研修とが整合性のとれたものとすること等により、医師の資質の向上がより実効的に図られるよう、臨床研修の在り方について検討を加え、その結果に基づき、この法律の公布後三年以内に法制上の措置 その他の必要な措置を講ずるものとする。
3項
政府は、前二項に定める事項のほか、この法律の施行後五年を目途として、この法律(前条各号に掲げる規定にあっては、当該各規定。附則第四条において同じ。)による改正後のそれぞれの法律(以下この項において「改正後の各法律」という。)の施行の状況等を勘案し、必要があると認めるときは、改正後の各法律の規定について検討を加え、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとする。

# 第七条 @ 医師法の一部改正に伴う経過措置

1項
第二号施行日前に第五条の規定による改正前の医師法(以下この条 及び次条第二項において「第二号旧医師法」という。)第十六条の二第一項の規定によりされた指定等の処分 その他の行為(以下この条において「処分等の行為」という。)又は附則第一条第二号に掲げる規定の施行の際 現に第二号旧医師法の規定によりされている指定等の申請 その他の行為(以下この条において「申請等の行為」という。)で、第二号施行日においてこれらの行為に係る行政事務を行うべき者が異なることとなるものは、第二号施行日以後における第五条の規定による改正後の医師法(以下この条 及び次条において「第二号 新医師法」という。)の適用については、第二号 新医師法の相当規定によりされた処分等の行為 又は申請等の行為とみなす。

# 第八条

1項
附則第一条第二号に掲げる規定の施行の際 現に医学を履修する課程を置く大学に附属する病院であって臨床研修を行っているものは、第二号 新医師法第十六条の二第一項の規定による都道府県知事の指定を受けた病院とみなす。
2項
附則第一条第二号に掲げる規定の施行の際 現に第二号旧医師法第十六条の二第四項の規定により同条第一項の厚生労働大臣の指定する病院とみなされている病院は、第二号 新医師法第十六条の二第一項の規定による厚生労働大臣の指定を受けた病院とみなす。

# 第十五条 @ 政令への委任

1項
この附則に定めるもののほか、この法律の施行に伴い必要な経過措置(罰則に関する経過措置を含む。)は、政令で定める。