国家公務員災害補償法

# 昭和二十六年法律第百九十一号 #

第十七条の二

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

遺族補償年金を受ける権利は、その権利を有する遺族が次の各号の一に該当するに至つたときは、消滅する


この場合において、同順位者がなくて後順位者があるときは、次順位者に遺族補償年金を支給する。

一 号
死亡したとき。
二 号

婚姻(届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含む。)をしたとき。

三 号

直系血族 又は直系姻族以外の者の養子(届出をしていないが、事実上養子縁組関係と同様の事情にある者を含む。)と なつたとき。

四 号

離縁によつて、死亡した職員との親族関係が終了したとき。

五 号
  • 子、

又は兄弟姉妹については、十八歳に達した日以後の最初の三月三十一日が終了したとき(職員の死亡の時から 引き続き第十六条第一項第四号の人事院規則で定める障害の状態にあるときを除く)。

六 号

第十六条第一項第四号の人事院規則で定める障害の状態にある夫、子、父母、孫、祖父母 又は兄弟姉妹については、その事情がなくなつたとき(夫、父母 又は祖父母については、職員の死亡の当時六十歳以上であつたとき、子 又は孫については、十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にあるとき、兄弟姉妹については、十八歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にあるか 又は職員の死亡の当時六十歳以上であつたときを除く)。

2項

遺族補償年金を受けることができる遺族が前項各号の一に該当するに至つたときは、その者は、遺族補償年金を受けることができる遺族でなくなる。