共助刑の執行に関しては、第十六条第一項第一号の共助刑の執行を受ける者を懲役に処せられた者と、同項第二号の共助刑の執行を受ける者を禁錮に処せられた者と、同項第一号の共助刑を懲役と、同項第二号の共助刑を禁錮とそれぞれみなして、刑法(明治四十年法律第四十五号)第二十二条、第二十四条、第二十八条、第二十九条、第三十一条から第三十三条まで 及び第三十四条第一項、刑事訴訟法第四百七十四条、第四百八十条から第四百八十二条まで、第四百八十四条から第四百八十九条まで、第五百二条から第五百四条まで 及び第五百七条、少年法(昭和二十三年法律第百六十八号)第二条第一項、第二十七条第一項、第五十六条、第五十七条、第六十一条、第六十七条第四項(第五十六条第一項 及び第二項に係る部分に限る。)及び第六十八条本文 並びに更生保護法(平成十九年法律第八十八号)第三条、第四条第二項、第十一条から第十四条まで、第十六条、第二十三条から第三十条まで、第三十三条、第三十四条第一項、第三十五条から第四十条まで、第四十八条、第四十九条第一項、第五十条第一項、第五十一条、第五十二条第二項 及び第三項、第五十三条第二項 及び第三項、第五十四条第二項、第五十五条から第五十八条まで、第六十条から第六十五条の四まで、第七十五条から第七十七条まで、第八十二条、第八十四条から第八十八条まで 並びに第九十一条から第九十八条までの規定を適用する。
この場合において、
刑法第二十八条中
「三分の一」とあるのは
「三分の一(国際受刑者移送法第二条第七号の裁判国(以下「裁判国」という。)において同法第二条第十一号の受入移送犯罪(以下「受入移送犯罪」という。)に係る確定裁判において言い渡された同法第二条第一号の外国刑(以下「外国刑」という。)の執行としての拘禁をしたとされる日数を含む。)」と、
「十年」とあるのは
「十年(裁判国において受入移送犯罪に係る確定裁判において言い渡された外国刑の執行としての拘禁をしたとされる日数を含む。)」と、
同法第三十二条中
「刑の言渡しが確定した後」とあるのは
「国際受刑者移送法第十三条の命令により裁判国から引渡しを受けた後」と、
刑事訴訟法第四百七十四条中
「二以上の」とあるのは
「国際受刑者移送法第二条第二号の共助刑(以下「共助刑」という。)と」と、
「その重いもの」とあり、及び「重い刑」とあるのは
「共助刑」と、
「他の刑」とあるのは
「主刑」と、
同法第四百八十条 及び第四百八十二条中
「刑の言渡をした裁判所に対応する検察庁」とあるのは
「東京地方検察庁」と、
同法第四百八十七条中
「刑名」とあるのは
「共助刑の種類」と、
同法第五百二条中
「裁判の執行を受ける者」とあるのは
「共助刑の執行を受ける者」と、
「言渡をした裁判所」とあるのは
「東京地方裁判所」と、
少年法第二十七条第一項中
「保護処分の継続中、本人に対して有罪判決が確定した」とあり、
及び同法第五十七条中
「保護処分の継続中、懲役、禁錮 又は拘留の刑が確定した」とあるのは
「国際受刑者移送法第二条第二号の共助刑の執行を受ける者が保護処分の継続中である」とし、
その他これらの規定の適用に関し必要な技術的読替えは、政令で定める。