地域における大学の振興及び若者の雇用機会の創出による若者の修学及び就業の促進に関する法律

# 平成三十年法律第三十七号 #
略称 : 地方大学振興法  地方大学・産業創生法 

第十三条 # 特定地域内学部収容定員の抑制等

@ 施行日 : 令和三年九月一日 ( 2021年 9月1日 )
@ 最終更新 : 令和三年法律第三十六号による改正

1項

大学の設置者 又は大学を設置しようとする者は、特定地域外の地域における若者の修学 及び就業を促進するため、特定地域内における大学の学部の設置、特定地域外から特定地域内への大学の学部の移転 その他の方法により、特定地域内学部収容定員(特定地域内に校舎が所在する大学の学部の学生の収容定員のうち、当該校舎で授業を受ける学生に係るものとして政令で定めるところにより算定した収容定員をいう。以下 この条 及び附則第三条において同じ。)を増加させてはならない。


ただし、次に掲げる場合は、この限りでない。

一 号

特定地域内に設置している学部等(大学の学部、高等専門学校の学科 又は専修学校の専門課程をいう。以下 この号において同じ。)の廃止、特定地域内から特定地域外への学部等の移転 その他の方法により特定地域内学部等収容定員(特定地域内に校舎が所在する学部等の学生等(大学の学部 若しくは高等専門学校の学科の学生 又は専修学校の専門課程の生徒をいう。以下 この号において同じ。)の収容定員のうち、当該校舎で授業を受ける学生等に係るものとして政令で定めるところにより算定した収容定員をいう。以下 この号 及び次号において同じ。)を減少させることと併せて、政令で定めるところにより、当該学部等を置く大学、高等専門学校 又は専修学校の設置者(同号において「大学等の設置者」という。)が当該減少させる特定地域内学部等収容定員の数を考慮して政令で定めるところにより算定した数の範囲内で特定地域内学部収容定員を増加させる場合

二 号

前号に規定する方法により特定地域内学部等収容定員を減少させる大学等の設置者との協議に基づき、当該特定地域内学部等収容定員の減少と併せて、政令で定めるところにより、当該大学等の設置者とは異なる大学の設置者 又は大学を設置しようとする者が当該減少させる特定地域内学部等収容定員の数を考慮して政令で定めるところにより算定した数の範囲内で特定地域内学部収容定員を増加させる場合

三 号

大学における教育研究の国際競争力の向上、実践的な教育研究の充実 その他の教育研究の質的向上を図るために外国人留学生 又は就業者である学生に限定して特定地域内学部収容定員を増加させる場合 その他の特定地域内学部収容定員を増加させることが特定地域以外の地域における若者の著しい減少を助長するおそれが少ないものとして政令で定める場合