家事事件手続法

# 平成二十三年法律第五十二号 #

第百三十二条 # 即時抗告

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第百二号による改正

1項

次の各号に掲げる審判に対しては、当該各号に定める者(第一号 及び第四号にあっては、申立人を除く)は、即時抗告をすることができる。

一 号

保佐開始の審判

民法第十一条本文 及び任意後見契約法第十条第二項に規定する者

二 号

保佐開始の申立てを却下する審判

申立人

三 号

保佐開始の審判の取消しの申立てを却下する審判

民法第十四条第一項に規定する者

四 号

保佐人の同意を得なければならない行為の定めの審判

被保佐人

五 号

保佐人の同意に代わる許可の申立てを却下する審判

申立人

六 号

保佐人の解任の審判

保佐人

七 号

保佐人の解任の申立てを却下する審判

申立人、保佐監督人 並びに被保佐人 及びその親族

八 号

保佐監督人の解任の審判

保佐監督人

九 号

保佐監督人の解任の申立てを却下する審判

申立人 並びに被保佐人 及びその親族

2項

審判の告知を受ける者でない者 及び被保佐人となるべき者による保佐開始の審判に対する即時抗告の期間は、被保佐人となるべき者が審判の告知を受けた日 及び民法第八百七十六条の二第一項の規定により保佐人に選任される者が審判の告知を受けた日のうち最も遅い日から進行する。