少年鑑別所法

# 平成二十六年法律第五十九号 #

第八十条 # 面会の相手方

@ 施行日 : 令和四年十一月一日 ( 2022年 11月1日 )
@ 最終更新 : 令和二年法律第三十三号による改正

1項

少年鑑別所の長は、被観護在所者に対し、次に掲げる者から面会の申出があったときは、第百七条第三項の規定により禁止される場合を除き、これを許すものとする。


ただし刑事訴訟法少年法において準用する場合を含む。次項において同じ。)の定めるところにより面会が許されない場合は、この限りでない。

一 号
被観護在所者の保護者等
二 号
婚姻関係の調整、訴訟の遂行、修学 又は就業の準備 その他の被観護在所者の身分上、法律上、教育上 又は職業上の重大な利害に係る用務の処理のため面会することが必要な者
2項

少年鑑別所の長は、被観護在所者に対し、前項各号に掲げる者以外の者から面会の申出があった場合において、健全な社会生活を営むために必要な援助を受けること その他面会することを必要とする事情があり、かつ、次の各号被観護在所者が鑑別対象者でない場合にあっては、第四号除く次条第一項において同じ。)のいずれにも該当すると認めるときは、これを許すことができる。


ただし刑事訴訟法の定めるところにより面会が許されない場合は、この限りでない。

一 号
面会により、少年鑑別所の規律 及び秩序を害する結果を生ずるおそれがないとき。
二 号
面会により、被観護在所者の保護事件 又は刑事事件に関する証拠の隠滅の結果を生ずるおそれがないとき。
三 号
面会により、被観護在所者の健全な育成を著しく妨げるおそれがないとき。
四 号
面会により、被観護在所者の鑑別の適切な実施に支障を生ずるおそれがないとき。