少年鑑別所法

# 平成二十六年法律第五十九号 #

第百十五条 # 法務大臣の措置

@ 施行日 : 令和四年十一月一日 ( 2022年 11月1日 )
@ 最終更新 : 令和二年法律第三十三号による改正

1項
法務大臣は、救済の申出の内容がその申出をした者に対する次に掲げる少年鑑別所の長の措置に係るものであって、その措置が違法 又は不当であることを確認した場合において、必要があると認めるときは、その措置の全部 又は一部を取り消し、又は変更するものとする。
一 号

第三十七条第一項の規定による診療を受けることを許さない処分 又は同条第四項の規定による診療の中止

二 号

第四十二条第一項の規定による自弁の物品の使用 又は摂取を許さない処分

三 号

第五十五条の規定による領置されている現金の使用 又は第五十六条第五十九条において準用する場合を含む。)、第五十七条 若しくは第五十八条の規定による領置されている金品の交付を許さない処分

四 号

第六十六条第二項の規定による書籍等 又は新聞紙の閲覧の禁止

五 号

第六十六条第三項 又は第六十七条第三項の規定による費用を負担させる処分

六 号

第六十八条の規定による新聞紙の取得の制限

七 号

第七十条に規定する宗教上の行為の禁止 又は制限

八 号

第九十四条第九十五条第一項 若しくは第九十八条これらの規定を第九十九条第百三条 及び第百四条において準用する場合を含む。)の規定 又は第百二条の規定による信書の発受 又は文書図画の交付の禁止、差止め又は制限

九 号

第九十七条第五項前段の規定による発受禁止信書等の引渡しをしない処分

十 号

第百七条第一項 又は第二項の規定による費用を負担させる処分

2項

法務大臣は、救済の申出の内容がその申出をした者に対する第百十条第一項第四号から第六号までに掲げる少年鑑別所の職員による行為に係るものであって、同項第四号に掲げる行為にあってはその行為が違法であることを、同項第五号 又は第六号に掲げる行為にあってはその行為が違法 又は不当であることを確認した場合において、必要があると認めるときは、同様の行為の再発の防止のため必要な措置 その他の措置を執るものとする。