少年院法

# 平成二十六年法律第五十八号 #

第六十九条 # 金品の領置

@ 施行日 : 令和五年十二月一日 ( 2023年 12月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十七号による改正

1項
次に掲げる金品は、少年院の長が領置する。
一 号

第六十四条第一号 又は第二号に掲げる物品であって、第六十五条第一項各号いずれにも該当しないもの

二 号

第六十四条第三号に掲げる物品であって、第六十六条第一項 又は第六十七条第一項の規定による引取りを求めないこととしたもの(在院者が交付を受けることを拒んだ物品を除く

三 号

第六十四条各号に掲げる現金であって、第六十六条第一項の規定による引取りを求めないこととしたもの

2項

少年院の長は、在院者について領置している物品(法務省令で定めるものを除く)の総量(第七十一条において「領置総量」という。)が領置限度量(在院者一人当たりについて領置することができる物品の量として少年院の長が定める量をいう。同条において同じ。)を超えるときは、当該在院者に対し、その超過量に相当する量の物品について、その保護者等 その他相当と認める者への交付 その他相当の処分を求めることができる。腐敗し、又は滅失するおそれが生じた物品についても、同様とする。

3項

第六十五条第二項の規定は、前項の規定により処分を求めた場合について準用する。