性をめぐる個人の尊厳が重んぜられる社会の形成に資するために性行為映像制作物への出演に係る被害の防止を図り及び出演者の救済に資するための出演契約等に関する特則等に関する法律施行規則

# 令和四年内閣府令第四十一号 #
略称 : AV出演被害防止・救済法施行規則 

第四条 # 出演契約の任意解除等の妨害後の書面の交付


1項

法第十三条第一項の規定により交付する書面(次項から 第五項までにおいて単に「書面」という。)には、次に掲げる事項を記載しなければならない。

一 号

法第十三条第一項の規定に基づき、当該書面を受領した日から起算して一年を経過するまでは、書面 又は電磁的記録による通知により出演契約の申込みの撤回 又は当該出演契約の解除を行うことができること。

二 号

法第十三条第二項 及び第三項の規定に関する事項

三 号
制作公表者の氏名 又は名称、住所 及び電話番号
四 号
出演契約の申込み 又は締結の年月日
五 号
出演契約の内容
2項

書面には日本産業規格Z八三〇五に規定する十二ポイント以上の大きさの文字 及び数字を用いなければならない。

3項

書面に記載するに際し、第一項第一号 及び第二号に掲げる事項の内容については、赤枠の中に赤字で記載しなければならない。

4項

書面に表示する言語は、出演者理解できる言語でなければならない。

5項

制作公表者は、書面を出演者に交付した際には、直ちに出演者が当該書面を見ていることを確認した上で、第一項第一号 及び第二号に掲げる事項の内容について出演者説明しなければならない。