放射性同位元素等の規制に関する法律

# 昭和三十二年法律第百六十七号 #
略称 : 原子炉等規制法 

第十八条 # 運搬に関する確認等

@ 施行日 : 令和七年六月一日
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号

1項

許可届出使用者届出販売業者届出賃貸業者 及び許可廃棄業者 並びにこれらの者から運搬を委託された者以下「許可届出使用者等」という。)は、放射性同位元素 又は放射性汚染物を工場 又は事業所の外において運搬する場合(船舶 又は航空機により運搬する場合を除く)においては、原子力規制委員会規則(鉄道、軌道、索道、無軌条電車、自動車 及び軽車両による運搬については、運搬する物についての措置を除き、国土交通省令)で定める技術上の基準に従つて放射線障害の防止のために必要な措置を講じなければならない。

2項

前項の場合において、放射性同位元素 又は放射性汚染物による放射線障害の防止のため特に必要がある場合として政令で定める場合に該当するときは、許可届出使用者等は、その運搬に関する措置が同項の技術上の基準に適合することについて、鉄道、軌道、索道、無軌条電車、自動車 及び軽車両による運搬に関する措置(運搬する物についての措置を除く)にあつては国土交通大臣当該措置のうち国土交通省令で定めるものにあつては、国土交通大臣の登録を受けた者(以下「登録運搬方法確認機関」という。)又は国土交通大臣)の確認以下「運搬方法確認」という。)を、その他の運搬に関する措置にあつては原子力規制委員会次項の承認を受けた容器を用いて運搬する物についての措置にあつては、原子力規制委員会の登録を受けた者(以下「登録運搬物確認機関」という。)又は原子力規制委員会)の確認(以下「運搬物確認」という。)を受けなければならない。

3項

許可届出使用者等は、運搬に使う容器について、あらかじめ、原子力規制委員会規則で定めるところにより、原子力規制委員会の承認を受けることができる。


この場合において、原子力規制委員会の承認を受けた容器については、第一項の技術上の基準のうち容器に関する基準は、満たされたものとする。

4項

第一項の場合において、原子力規制委員会 又は国土交通大臣は、放射性同位元素 又は放射性汚染物の運搬に関する措置が同項の技術上の基準に適合していないと認めるときは、許可届出使用者等に対し、運搬の停止 その他放射線障害の防止のために必要な措置を命ずることができる。

5項

第一項に規定する場合において、放射性同位元素 又は放射性汚染物による放射線障害を防止して公共の安全を確保するため特に必要がある場合として政令で定める場合に該当するときは、許可届出使用者等は、内閣府令で定めるところにより、放射性同位元素 又は放射性汚染物を運搬する旨を都道府県公安委員会に届け出なければならない。

6項

都道府県公安委員会は、前項の規定による届出があつた場合において、放射線障害を防止して公共の安全を確保するため必要があると認めるときは、内閣府令で定めるところにより、運搬の日時、経路 その他内閣府令で定める事項について、必要な指示をすることができる。

7項

放射性同位元素 又は放射性汚染物を運搬する場合には、第五項の規定により届け出たところに従つて(前項の指示があつたときは、その内容に従つて)運搬しなければならない。

8項

警察官は、自動車 又は軽車両により運搬される放射性同位元素 又は放射性汚染物による放射線障害を防止して公共の安全を図るため、特に必要があると認めるときは、当該自動車 又は軽車両を停止させ、これらを運搬する者に対し、内閣府令で定めるところにより、第五項の規定により届け出たところに従つて(第六項の指示があつたときは、その内容に従つて)運搬しているかどうかについて検査し、又は放射線障害を防止するため、前三項の規定の実施に必要な限度で経路の変更 その他の適当な措置を講ずることを命ずることができる。

9項

前項に規定する権限は、犯罪捜査のために認められたものと解してはならない。

10項

運搬が二以上の都道府県にわたることとなる場合における第五項の届出 及び第六項の指示に関し必要な都道府県公安委員会の間の連絡については、政令で定める。