昭和二十二年法律第五十三号(社寺等に無償で貸し付けてある国有財産の処分に関する法律)

# 昭和二十二年法律第五十三号 #

第四条


1項

第一条 又は第二条第一項の規定によつて、譲与 又は売払をすることができる国有財産(以下従前の土地という。)が、その譲与 又は売払前に、土地改良法による土地改良事業 又は土地区画整理法による土地区画整理事業の施行地区に編入せられた場合において、その従前の土地に係る換地処分に関して、国が清算金の交付 又は補償金の支払を受ける場合は、主務大臣は、従前の土地にあつた社寺等が、換地処分の告示のあつた時から、一年内に、申請をしたときは、第一条に規定する従前の土地に係る清算金 又は補償金については、その金額に相当する債権を、第二条第一項に規定する従前の土地に係る清算金 又は補償金については、その金額の半額に相当する債権をその社寺等に譲渡することができる。

1項

国が土地改良法 又は土地区画整理法の規定によつて、費用を負担せしめられる場合 又は従前の土地に係る換地処分に関して、国が清算金を徴収せられる場合は、第一条に規定する従前の土地に係る負担金 又は清算金については、その金額に相当する債務を、第二条第一項に規定する従前の土地に係る負担金 又は清算金については、その金額の半額に相当する債務をその社寺等に負担せしめる。