武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律

# 平成十六年法律第百十二号 #
略称 : 国民保護法 

第九十二条 # 外国医薬品等の輸入の承認

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第三十六号による改正

1項

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律昭和三十五年法律第百四十五号第十四条の三の規定は避難住民等に対する医療の提供のために必要な医薬品(同法第二条第一項の医薬品をいい、体外診断用医薬品(同条第十四項の体外診断用医薬品をいう。以下この項 及び第三項において同じ。)を除く第三項において同じ。)の輸入について、同法第二十三条の二の八の規定は避難住民等に対する医療の提供のために必要な医療機器(同法第二条第四項の医療機器をいう。第三項において同じ。)又は体外診断用医薬品の輸入について、同法第二十三条の二十八の規定は避難住民等に対する医療の提供のために必要な再生医療等製品(同法第二条第九項の再生医療等製品をいう。第三項において同じ。)の輸入について準用する。


この場合において、

同法第十四条の三第一項
第十四条の承認の申請者が製造販売をしようとする物が」とあるのは
「厚生労働大臣は」と、

として政令で定めるものである場合には、厚生労働大臣は、同条第二項」とあるのは
「を輸入しようとする者に対して、第十四条第二項」と、

薬事審議会の意見を聴いて、その品目」とあるのは
「その品目」と、

同項第二号
政令で定めるもの」とあるのは
「厚生労働大臣が認めるもの」と、

同法第二十三条の二の八第一項
第二十三条の二の五の承認の申請者が製造販売をしようとする物が」とあるのは
「厚生労働大臣は」と、

として政令で定めるものである場合には、厚生労働大臣は、同条第二項」とあるのは
「を輸入しようとする者に対して、第二十三条の二の五第二項」と、

薬事審議会の意見を聴いて、その品目」とあるのは
「その品目」と、

同項第二号
政令で定めるもの」とあるのは
「厚生労働大臣が認めるもの」と、

同法第二十三条の二十八第一項
第二十三条の二十五の承認の申請者が製造販売をしようとする物が」とあるのは
「厚生労働大臣は」と、

として政令で定めるものである場合には、厚生労働大臣は、同条第二項」とあるのは
「を輸入しようとする者に対して、第二十三条の二十五第二項」と、

薬事審議会の意見を聴いて、その品目」とあるのは
「その品目」と、

同項第二号
政令で定めるもの」とあるのは
「厚生労働大臣が認めるもの」と

読み替えるものとする。

2項

厚生労働大臣は、前項において準用する医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第十四条の三第一項第二十三条の二の八第一項 又は第二十三条の二十八第一項の承認を与えた場合において、これらの承認に係る品目の輸入の必要がなくなったと認めるとき、又は保健衛生上の危害の発生 若しくはその拡大を防止するため必要があると認めるときは、これらの承認を取り消すことができる。

3項

医薬品、医療機器等の品質、有効性 及び安全性の確保等に関する法律第八十条第八項の規定は、第一項において準用する同法第十四条の三第一項の規定により輸入される医薬品、第一項において準用する同法第二十三条の二の八第一項の規定により輸入される医療機器 若しくは体外診断用医薬品 又は第一項において準用する同法第二十三条の二十八第一項の規定により輸入される再生医療等製品について準用する。