売却許可決定が確定したときは、買受人は、裁判所書記官の定める期限までに代金を執行裁判所に納付しなければならない。
民事執行法
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昭和五十四年法律第四号
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略称 : 民執法
第七十八条 # 代金の納付
@ 施行日 : 令和六年四月一日
( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 :
令和五年法律第十七号による改正
買受人が買受けの申出の保証として提供した金銭 及び前条第一項の規定により納付した金銭は、代金に充てる。
買受人が第六十三条第二項第一号 又は第六十八条の二第二項の保証を金銭の納付以外の方法で提供しているときは、執行裁判所は、最高裁判所規則で定めるところによりこれを換価し、その換価代金から換価に要した費用を控除したものを代金に充てる。
この場合において、換価に要した費用は、買受人の負担とする。
買受人は、売却代金から配当 又は弁済を受けるべき債権者であるときは、売却許可決定が確定するまでに執行裁判所に申し出て、配当 又は弁済を受けるべき額を差し引いて代金を配当期日 又は弁済金の交付の日に納付することができる。
ただし、配当期日において、買受人の受けるべき配当の額について異議の申出があつたときは、買受人は、当該配当期日から一週間以内に、異議に係る部分に相当する金銭を納付しなければならない。
裁判所書記官は、特に必要があると認めるときは、第一項の期限を変更することができる。
第一項 又は前項の規定による裁判所書記官の処分に対しては、執行裁判所に異議を申し立てることができる。
第十条第六項前段 及び第九項の規定は、前項の規定による異議の申立てがあつた場合について準用する。