民法

# 明治二十九年法律第八十九号 #

第八百七十六条の五 # 保佐の事務及び保佐人の任務の終了等

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第百二号による改正

1項

保佐人は、保佐の事務を行うに当たっては、被保佐人の意思を尊重し、かつ、その心身の状態 及び生活の状況に配慮しなければならない。

2項

第六百四十四条第八百五十九条の二第八百五十九条の三第八百六十一条第二項第八百六十二条 及び第八百六十三条の規定は保佐の事務について、第八百二十四条ただし書の規定は保佐人が前条第一項の代理権を付与する旨の審判に基づき被保佐人を代表する場合について準用する。

3項

第六百五十四条第六百五十五条第八百七十条第八百七十一条 及び第八百七十三条の規定は保佐人の任務が終了した場合について、第八百三十二条の規定は保佐人 又は保佐監督人と被保佐人との間において保佐に関して生じた債権について準用する。