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第一条
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施行期日
1項
この法律は、公布の日から起算して
三年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。
ただし、次の各号に掲げる規定は、
当該各号に定める日から施行する。
一
号
二
号
附則第三十三条第三項の規定
公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める日
三
号
附則第二十一条第二項 及び第三項の規定
公布の日から起算して二年九月を超えない範囲内において政令で定める日
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第二条
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意思能力に関する経過措置
1項
この法律による改正後の民法(以下「新法」という。)第三条の二の規定は、この法律の施行の日(以下「施行日」という。)前にされた意思表示については、適用しない。
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第三条
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行為能力に関する経過措置
1項
施行日前に制限行為能力者(新法第十三条第一項第十号に規定する制限行為能力者をいう。以下この条において同じ。)が他の制限行為能力者の法定代理人としてした行為については、同項 及び新法第百二条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第四条
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無記名債権に関する経過措置
1項
施行日前に生じたこの法律による改正前の民法(以下「旧法」という。) 第八十六条第三項に規定する無記名債権(その原因である法律行為が施行日前にされたものを含む。)については、なお従前の例による。
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第五条
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公序良俗に関する経過措置
1項
施行日前にされた法律行為については、新法第九十条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第六条
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意思表示に関する経過措置
1項
施行日前にされた意思表示については、新法第九十三条、第九十五条、第九十六条第二項 及び第三項 並びに第九十八条の二の規定にかかわらず、なお従前の例による。
2項
施行日前に通知が発せられた意思表示については、新法第九十七条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第七条
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代理に関する経過措置
1項
施行日前に代理権の発生原因が生じた場合(代理権授与の表示がされた場合を含む。)におけるその代理については、附則第三条に規定するもののほか、なお従前の例による。
2項
施行日前に無権代理人が代理人として行為をした場合におけるその無権代理人の責任については、新法第百十七条(新法第百十八条において準用する場合を含む。)の規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第八条
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無効及び取消しに関する経過措置
1項
施行日前に無効な行為に基づく 債務の履行として給付がされた場合におけるその給付を受けた者の原状回復の義務については、新法第百二十一条の二(新法第八百七十二条第二項において準用する場合を含む。)の規定にかかわらず、なお従前の例による。
2項
施行日前に取り消すことができる行為がされた場合におけるその行為の追認(法定追認を含む。)については、新法第百二十二条、第百二十四条 及び第百二十五条(これらの規定を新法第八百七十二条第二項において準用する場合を含む。)の規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第九条
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条件に関する経過措置
1項
新法第百三十条第二項の規定は、施行日前にされた法律行為については、適用しない。
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第十条
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時効に関する経過措置
1項
施行日前に債権が生じた場合(施行日以後に債権が生じた場合であって、その原因である法律行為が施行日前にされたときを含む。以下同じ。)におけるその債権の消滅時効の援用については、新法第百四十五条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
2項
施行日前に旧法第百四十七条に規定する時効の中断の事由 又は旧法第百五十八条から第百六十一条までに規定する時効の停止の事由が生じた場合におけるこれらの事由の効力については、なお従前の例による。
3項
新法第百五十一条の規定は、施行日前に権利についての協議を行う旨の合意が書面でされた場合(その合意の内容を記録した電磁的記録(新法第百五十一条第四項に規定する電磁的記録をいう。附則第三十三条第二項において同じ。)によってされた場合を含む。)におけるその合意については、適用しない。
4項
施行日前に債権が生じた場合におけるその債権の消滅時効の期間については、なお従前の例による。
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第十一条
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債権を目的とする質権の対抗要件に関する経過措置
1項
施行日前に設定契約が締結された債権を目的とする質権の対抗要件については、新法第三百六十四条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第十二条
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指図債権に関する経過措置
1項
施行日前に生じた旧法第三百六十五条に規定する指図債権(その原因である法律行為が施行日前にされたものを含む。)については、なお従前の例による。
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第十三条
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根抵当権に関する経過措置
1項
施行日前に設定契約が締結された根抵当権の被担保債権の範囲については、新法第三百九十八条の二第三項 及び第三百九十八条の三第二項の規定にかかわらず、なお従前の例による。
2項
新法第三百九十八条の七第三項の規定は、施行日前に締結された債務の引受けに関する契約については、適用しない。
3項
施行日前に締結された更改の契約に係る根抵当権の移転については、新法第三百九十八条の七第四項の規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第十四条
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債権の目的に関する経過措置
1項
施行日前に債権が生じた場合におけるその債務者の注意義務については、新法第四百条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第十五条
1項
施行日前に利息が生じた場合におけるその利息を生ずべき債権に係る法定利率については、新法第四百四条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
2項
新法第四百四条第四項の規定により法定利率に初めて変動があるまでの各期における同項の規定の適用については、同項中「 この項の規定により法定利率に変動があった期のうち直近のもの(以下 この項において「直近変動期」という。)」とあるのは「民法の一部を改正する法律(平成二十九年法律第四十四号)の施行後最初の期」と、「直近変動期における法定利率」とあるのは「年三パーセント」とする。
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第十六条
1項
施行日前に債権が生じた場合における選択債権の不能による特定については、新法第四百十条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第十七条
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債務不履行の責任等に関する経過措置
1項
施行日前に債務が生じた場合(施行日以後に債務が生じた場合であって、その原因である法律行為が施行日前にされたときを含む。附則第二十五条第一項において同じ。)におけるその債務不履行の責任等については、新法第四百十二条第二項、第四百十二条の二から第四百十三条の二まで、第四百十五条、第四百十六条第二項、第四百十八条 及び第四百二十二条の二の規定にかかわらず、なお従前の例による。
2項
新法第四百十七条の二(新法第七百二十二条第一項において準用する場合を含む。)の規定は、施行日前に生じた将来において取得すべき利益 又は負担すべき費用についての損害賠償請求権については、適用しない。
3項
施行日前に債務者が遅滞の責任を負った場合における遅延損害金を生ずべき債権に係る法定利率については、新法第四百十九条第一項の規定にかかわらず、なお従前の例による。
4項
施行日前にされた旧法第四百二十条第一項に規定する損害賠償の額の予定に係る合意 及び旧法第四百二十一条に規定する金銭でないものを損害の賠償に充てるべき旨の予定に係る合意については、なお従前の例による。
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第十八条
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債権者代位権に関する経過措置
1項
施行日前に旧法第四百二十三条第一項に規定する債務者に属する権利が生じた場合におけるその権利に係る債権者代位権については、なお従前の例による。
2項
新法第四百二十三条の七の規定は、施行日前に生じた同条に規定する譲渡人が第三者に対して有する権利については、適用しない。
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第十九条
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詐害行為取消権に関する経過措置
1項
施行日前に旧法第四百二十四条第一項に規定する債務者が債権者を害することを知ってした法律行為がされた場合におけるその行為に係る詐害行為取消権については、なお従前の例による。
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第二十条
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不可分債権、不可分債務、連帯債権及び連帯債務に関する経過措置
1項
施行日前に生じた旧法第四百二十八条に規定する不可分債権(その原因である法律行為が施行日前にされたものを含む。)については、なお従前の例による。
2項
施行日前に生じた旧法第四百三十条に規定する不可分債務 及び旧法第四百三十二条に規定する連帯債務(これらの原因である法律行為が施行日前にされたものを含む。)については、なお従前の例による。
3項
新法第四百三十二条から第四百三十五条の二までの規定は、施行日前に生じた新法第四百三十二条に規定する債権(その原因である法律行為が施行日前にされたものを含む。)については、適用しない。
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第二十一条
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保証債務に関する経過措置
2項
保証人になろうとする者は、施行日前においても、新法第四百六十五条の六第一項(新法第四百六十五条の八第一項において準用する場合を含む。)の公正証書の作成を嘱託することができる。
3項
公証人は、前項の規定による公正証書の作成の嘱託があった場合には、施行日前においても、新法第四百六十五条の六第二項 及び第四百六十五条の七(これらの規定を新法第四百六十五条の八第一項において準用する場合を含む。)の規定の例により、その作成をすることができる。
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第二十二条
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債権の譲渡に関する経過措置
1項
施行日前に債権の譲渡の原因である法律行為がされた場合におけるその債権の譲渡については、新法第四百六十六条から第四百六十九条までの規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第二十三条
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債務の引受けに関する経過措置
1項
新法第四百七十条から第四百七十二条の四までの規定は、施行日前に締結された債務の引受けに関する契約については、適用しない。
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第二十四条
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記名式所持人払債権に関する経過措置
1項
施行日前に生じた旧法第四百七十一条に規定する記名式所持人払債権(その原因である法律行為が施行日前にされたものを含む。)については、なお従前の例による。
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第二十五条
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弁済に関する経過措置
1項
施行日前に債務が生じた場合におけるその債務の弁済については、次項に規定するもののほか、なお従前の例による。
2項
施行日前に弁済がされた場合におけるその弁済の充当については、新法第四百八十八条から第四百九十一条までの規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第二十六条
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相殺に関する経過措置
1項
施行日前にされた旧法第五百五条第二項に規定する意思表示については、なお従前の例による。
2項
施行日前に債権が生じた場合におけるその債権を受働債権とする相殺については、新法第五百九条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
3項
施行日前の原因に基づいて債権が生じた場合におけるその債権を自働債権とする相殺(差押えを受けた債権を受働債権とするものに限る。)については、新法第五百十一条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
4項
施行日前に相殺の意思表示がされた場合におけるその相殺の充当については、新法第五百十二条 及び第五百十二条の二の規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第二十七条
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更改に関する経過措置
1項
施行日前に旧法第五百十三条に規定する更改の契約が締結された更改については、なお従前の例による。
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第二十八条
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有価証券に関する経過措置
1項
新法第五百二十条の二から第五百二十条の二十までの規定は、施行日前に発行された証券については、適用しない。
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第二十九条
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契約の成立に関する経過措置
1項
施行日前に契約の申込みがされた場合におけるその申込み 及びこれに対する承諾については、なお従前の例による。
2項
施行日前に通知が発せられた契約の申込みについては、新法第五百二十六条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
3項
施行日前にされた懸賞広告については、新法第五百二十九条から第五百三十条までの規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第三十条
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契約の効力に関する経過措置
1項
施行日前に締結された契約に係る同時履行の抗弁 及び危険負担については、なお従前の例による。
2項
新法第五百三十七条第二項 及び第五百三十八条第二項の規定は、施行日前に締結された第三者のためにする契約については、適用しない。
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第三十一条
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契約上の地位の移転に関する経過措置
1項
新法第五百三十九条の二の規定は、施行日前にされた契約上の地位を譲渡する旨の合意については、適用しない。
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第三十二条
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契約の解除に関する経過措置
1項
施行日前に契約が締結された場合におけるその契約の解除については、新法第五百四十一条から第五百四十三条まで、第五百四十五条第三項 及び第五百四十八条の規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第三十三条
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定型約款に関する経過措置
1項
新法第五百四十八条の二から第五百四十八条の四までの規定は、施行日前に締結された
定型取引(新法第五百四十八条の二第一項に規定する定型取引をいう。)に
係る契約についても、適用する。
ただし、旧法の規定によって
生じた効力を妨げない。
2項
前項の規定は、同項に規定する契約の当事者の一方(契約 又は法律の規定により解除権を現に行使することができる者を除く。)により反対の意思の表示が書面でされた場合(その内容を記録した電磁的記録によってされた場合を含む。)には、適用しない。
3項
前項に規定する反対の意思の表示は、施行日前にしなければならない。
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第三十四条
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贈与等に関する経過措置
1項
施行日前に贈与、売買、消費貸借(旧法第五百八十九条に規定する消費貸借の予約を含む。)、使用貸借、賃貸借、雇用、請負、委任、寄託 又は組合の各契約が締結された場合におけるこれらの契約 及び これらの契約に付随する買戻しその他の特約については、なお従前の例による。
2項
前項の規定にかかわらず、新法第六百四条第二項の規定は、施行日前に賃貸借契約が締結された場合において施行日以後にその契約の更新に係る合意がされるときにも適用する。
3項
第一項の規定にかかわらず、新法第六百五条の四の規定は、施行日前に不動産の賃貸借契約が締結された場合において施行日以後にその不動産の占有を第三者が妨害し、又はその不動産を第三者が占有しているときにも適用する。
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第三十五条
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不法行為等に関する経過措置
1項
旧法第七百二十四条後段(旧法第九百三十四条第三項(旧法第九百三十六条第三項、第九百四十七条第三項、第九百五十条第二項 及び第九百五十七条第二項において準用する場合を含む。)において準用する場合を含む。)に規定する期間がこの法律の施行の際既に経過していた場合におけるその期間の制限については、なお従前の例による。
2項
新法第七百二十四条の二の規定は、不法行為による損害賠償請求権の旧法第七百二十四条前段に規定する時効がこの法律の施行の際既に完成していた場合については、適用しない。
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第三十六条
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遺言執行者の報酬に関する経過措置
1項
施行日前に遺言執行者となった者の報酬については、新法第千十八条第二項において準用する新法第六百四十八条第三項 及び第六百四十八条の二の規定にかかわらず、なお従前の例による。
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第三十七条
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政令への委任
1項
この附則に規定するもののほか、この法律の施行に関し必要な経過措置は、政令で定める。