漁業法

# 昭和二十四年法律第二百六十七号 #

第七十三条 # 免許をすべき者の決定

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

都道府県知事は、第六十四条第六項の申請期間内に漁業の免許を申請した者に対しては、第七十一条第一項各号いずれかに該当する場合を除き免許をしなければならない。

2項

前項の場合において、同一の漁業権について免許の申請が複数あるときは、都道府県知事は、次の各号に掲げる場合に応じ、当該各号に定める者に対して免許をするものとする。

一 号

漁業権の存続期間の満了に際し、漁場の位置 及び区域 並びに漁業の種類が当該満了する漁業権(以下 この号において「満了漁業権」という。)とおおむね等しいと認められるものとして設定される漁業権について当該満了漁業権を有する者による申請がある場合であつて、その者が当該満了漁業権に係る漁場を適切かつ有効に活用していると認められる場合

当該者

二 号

前号に掲げる場合以外の場合

免許の内容たる漁業による漁業生産の増大 並びにこれを通じた漁業所得の向上 及び就業機会の確保 その他の地域の水産業の発展に最も寄与すると認められる者