特許法

# 昭和三十四年法律第百二十一号 #

第四十九条 # 拒絶の査定

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

審査官は、特許出願が次の各号いずれかに該当するときは、その特許出願について拒絶をすべき旨の査定をしなければならない。

一 号

その特許出願の願書に添付した明細書、特許請求の範囲 又は図面についてした補正が第十七条の二第三項 又は第四項に規定する要件を満たしていないとき。

二 号

その特許出願に係る発明が第二十五条第二十九条第二十九条の二第三十二条第三十八条 又は第三十九条第一項から 第四項までの規定により特許をすることができないものであるとき。

三 号

その特許出願に係る発明が条約の規定により特許をすることができないものであるとき。

四 号

その特許出願が第三十六条第四項第一号 若しくは第六項 又は第三十七条に規定する要件を満たしていないとき。

五 号

前条の規定による通知をした場合であつて、その特許出願が明細書についての補正 又は意見書の提出によつても なお第三十六条第四項第二号に規定する要件を満たすこととならないとき。

六 号

その特許出願が外国語書面出願である場合において、当該特許出願の願書に添付した明細書、特許請求の範囲 又は図面に記載した事項が外国語書面に記載した事項の範囲内にないとき。

七 号

その特許出願人がその発明について特許を受ける権利を有していないとき。