相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律

# 令和三年法律第二十五号 #

第十二条 # 土地の管理の機関


1項

前条第一項の規定により国庫に帰属した土地(以下「国庫帰属地」という。)のうち、主に農用地 又は森林として利用されている土地(国有財産法昭和二十三年法律第七十三号第四条第二項に規定する国有財産の所管換がされたもの 又は他の法令の規定により農林水産大臣が管理することとされているものを除く)は、農林水産大臣が管理し、又は処分する。

2項

前項の規定により農林水産大臣が管理する土地のうち主に農用地として利用されているものの管理 及び処分については、農地法第四十五条、第四十六条第一項、第四十七条 及び第四十九条の規定を準用する。


この場合において、

同条第一項中
農林水産大臣、都道府県知事 又は指定市町村の長」とあるのは
「農林水産大臣」と、

この法律による買収 その他の処分」とあるのは
相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律第十二条第二項において準用する第四十六条第一項の規定による売払い 又は同法第十二条第二項において準用する第四十七条の規定による売払い、所管換 若しくは所属替」と、

同条第三項中
農林水産大臣、都道府県知事 又は指定市町村の長」とあるのは
「農林水産大臣」と、

同条第五項中
国 又は都道府県等」とあるのは
「国」と、

場合には、政令で定めるところにより」とあるのは
「場合には」と

読み替えるものとする。

3項

前項において準用する農地法第四十六条第一項 又は第四十七条の規定による農用地の売払いを原因とする所有権の移転については、同法第三条第一項本文の規定は、適用しない

4項

第一項の規定により農林水産大臣が管理する土地のうち主に森林として利用されているものの管理 及び処分については、国有林野の管理経営に関する法律昭和二十六年法律第二百四十六号第二章第七条除く)の規定を準用する。