道路法

# 昭和二十七年法律第百八十号 #

第四十八条の二十 # 歩行者利便増進道路の指定

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第三十四号による改正

1項

道路管理者は、道路の構造、車両 及び歩行者の通行 並びに沿道の土地利用の状況 並びにこれらの将来の見通しその他の事情を勘案して、歩行者の安全かつ円滑な通行 及び利便の増進を図り、快適な生活環境の確保 及び地域の活力の創造に資するため、その管理する道路(高速自動車国道 及び自動車専用道路を除く。以下この条において同じ。)のうち、歩行者の滞留の用に供する部分を確保し、及び歩行者利便増進施設等の適正かつ計画的な設置を誘導することが特に必要と認められるものについて、区間を定めて、歩行者利便増進道路として指定することができる。

2項

道路管理者(市町村である道路管理者を除く)は、前項の規定による指定をしようとするときは、あらかじめ、当該道路の存する市町村を統括する市町村長に協議しなければならない。


これを変更し、又は廃止しようとするときも、同様とする。

3項

指定市以外の市町村は、第一項の規定による指定をしようとするときは、当該市町村の区域内に存する都道府県が管理する道路であつて、当該指定をしようとする道路と歩行者の安全かつ円滑な通行 及び利便の増進を図る上で密接な関連を有するものについて、区間を定めて、歩行者利便増進道路として併せて指定することができる。

4項

指定市以外の市町村は、前項の規定による指定をしようとするときは、あらかじめ、当該指定に係る道路を管理する都道府県に協議し、その同意を得なければならない。


これを変更し、又は廃止しようとするときも、同様とする。

5項

道路管理者は、第一項 又は第三項の規定による指定をしたときは、その旨を公示しなければならない。


これを変更し、又は廃止したときも、同様とする。