都市再開発法

# 昭和四十四年法律第三十八号 #

第百二十九条の二 # 再開発事業の計画の認定

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号

1項

建築物 及び建築敷地の整備 並びに公共施設の整備に関する事業 並びにこれに附帯する事業であつて、市街地の土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新に資するもの(市街地再開発事業を除く。以下この章において「再開発事業」という。)を実施しようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、再開発事業に関する計画(以下この章において「再開発事業計画」という。)を作成し、都道府県知事の認定を申請することができる。

2項

前項の認定(以下この章において「再開発事業計画の認定」という。)を申請しようとする者は、あらかじめ、再開発事業計画に関係がある公共施設の管理者の同意を得、かつ、当該再開発事業計画の実施により設置される公共施設を管理することとなる者 その他政令で定める者と協議しなければならない。

3項

再開発事業計画の認定を申請しようとする者は、その者以外に再開発事業を実施しようとする土地の区域内の宅地 又は建築物について権利を有する者があるときは、当該再開発事業計画についてこれらの者の同意を得なければならない。


ただし、その権利をもつて再開発事業計画の認定を申請しようとする者に対抗することができない者については、この限りでない。

4項

前項の場合において、宅地 又は建築物について権利を有する者のうち、宅地について所有権 又は借地権を有する者 及び権原に基づいて存する建築物について所有権 又は借家権を有する者以外の者を確知することができないときは、確知することができない理由を記載した書面を添えて、再開発事業計画の認定を申請することができる。

5項

再開発事業計画には、次に掲げる事項を記載しなければならない。

一 号

再開発事業を実施する土地の区域(以下この章において「再開発事業区域」という。

二 号

再開発事業区域内にある建築物の建築面積、延べ面積、構造方法、主たる用途、建築時期 及び敷地面積

三 号
建築する建築物の建築面積、階数、延べ面積、構造方法、建築設備、用途 及び敷地面積
四 号
整備する公共施設の種類、配置 及び規模
五 号
再開発事業の実施期間
六 号
再開発事業の資金計画
七 号
その他国土交通省令で定める事項