配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律

# 平成十三年法律第三十一号 #
略称 : 配偶者暴力防止法  DV防止法 

第十八条 # 退去等命令の再度の申立て

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和五年法律第三十号による改正

1項

退去等命令が発せられた後に当該発せられた退去等命令の申立ての理由となった身体に対する暴力 又は生命等に対する脅迫と同一の事実を理由とする退去等命令の再度の申立てがあったときは、裁判所は、配偶者と共に生活の本拠としている住居から転居しようとする被害者がその責めに帰することのできない事由により当該発せられた命令の期間までに当該住居からの転居を完了することができないこと その他の退去等命令を再度発する必要があると認めるべき事情があるときに限り、退去等命令を発するものとする。


ただし、当該退去等命令を発することにより当該配偶者の生活に特に著しい支障を生ずると認めるときは、当該退去等命令を発しないことができる。

2項

前項の申立てをする場合における第十二条の規定の適用については、

同条第二項各号列記以外の部分中
事項」とあるのは
「事項 及び第十八条第一項本文の事情」と、

同項第三号
事項に」とあるのは
「事項 及び第十八条第一項本文の事情に」と、

同条第三項
事項に」とあるのは
「事項 並びに第十八条第一項本文の事情に」と

する。