店舗型性風俗特殊営業は、一団地の官公庁施設(官公庁施設の建設等に関する法律(昭和二十六年法律第百八十一号)第二条第四項に規定するものをいう。)、学校(学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第一条に規定するものをいう。)、図書館(図書館法(昭和二十五年法律第百十八号)第二条第一項に規定するものをいう。)若しくは児童福祉施設(児童福祉法第七条第一項に規定するものをいう。)又はその他の施設でその周辺における善良の風俗 若しくは清浄な風俗環境を害する行為 若しくは少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止する必要のあるものとして都道府県の条例で定めるものの敷地(これらの用に供するものと決定した土地を含む。)の周囲二百メートルの区域内においては、これを営んではならない。
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律
第二十八条 # 店舗型性風俗特殊営業の禁止区域等
前項に定めるもののほか、都道府県は、善良の風俗 若しくは清浄な風俗環境を害する行為 又は少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため必要があるときは、条例により、地域を定めて、店舗型性風俗特殊営業を営むことを禁止することができる。
第一項の規定 又は前項の規定に基づく条例の規定は、これらの規定の施行 又は適用の際 現に第二十七条第一項の届出書を提出して店舗型性風俗特殊営業を営んでいる者の当該店舗型性風俗特殊営業については、適用しない。
都道府県は、善良の風俗を害する行為を防止するため必要があるときは、政令で定める基準に従い条例で定めるところにより、店舗型性風俗特殊営業(第二条第六項第四号の営業 その他国家公安委員会規則で定める店舗型性風俗特殊営業を除く。)の深夜における営業時間を制限することができる。
店舗型性風俗特殊営業を営む者は、前条に規定するもののほか、その営業につき、次に掲げる方法で広告 又は宣伝をしてはならない。
次に掲げる区域 又は地域(第三号において「広告制限区域等」という。)において、広告物(常時 又は一定の期間継続して公衆に表示されるものであつて、看板、立看板、はり紙 及びはり札 並びに広告塔、広告板、建物 その他の工作物等に掲出され、又は表示されたもの並びにこれらに類するものをいう。以下同じ。)を表示すること。
第一項に規定する敷地(同項に規定する施設の用に供するものと決定した土地を除く。)の周囲二百メートルの区域
第二項の規定に基づく条例で定める地域のうち当該店舗型性風俗特殊営業の広告 又は宣伝を制限すべき地域として条例で定める地域
人の住居にビラ等(ビラ、パンフレット 又はこれらに類する広告 若しくは宣伝の用に供される文書図画をいう。以下同じ。)を配り、又は差し入れること。
前号に掲げるもののほか、広告制限区域等においてビラ等を頒布し、又は広告制限区域等以外の地域において十八歳未満の者に対してビラ等を頒布すること。
前項の規定は、第三項の規定により第一項の規定 又は第二項の規定に基づく条例の規定を適用しないこととされる店舗型性風俗特殊営業を営む者が当該店舗型性風俗特殊営業の営業所の外周 又は内部に広告物を表示する場合 及び当該営業所の内部においてビラ等を頒布する場合については、適用しない。
第五項第一号の規定は、同号の規定の適用に関する第一項の規定 又は同号ロの規定に基づく条例の規定の施行 又は適用の際店舗型性風俗特殊営業を営む者が現に表示している広告物(当該施行 又は適用の際 現に第二十七条第一項の届出書を提出して店舗型性風俗特殊営業を営んでいる者が表示するものに限る。)については、当該施行 又は適用の日から一月を経過する日までの間は、適用しない。
前条 及び第五項に規定するもののほか、店舗型性風俗特殊営業を営む者は、その営業につき、清浄な風俗環境を害するおそれのある方法で広告 又は宣伝をしてはならない。
店舗型性風俗特殊営業を営む者は、その営業につき広告 又は宣伝をするときは、国家公安委員会規則で定めるところにより、十八歳未満の者がその営業所に立ち入つてはならない旨を明らかにしなければならない。
店舗型性風俗特殊営業を営む者は、国家公安委員会規則で定めるところにより、十八歳未満の者がその営業所に立ち入つてはならない旨を営業所の入り口に表示しなければならない。
第十八条の二の規定は、店舗型性風俗特殊営業を営む者について準用する。
店舗型性風俗特殊営業を営む者は、次に掲げる行為をしてはならない。
当該営業に関し客引きをするため、道路 その他公共の場所で、人の身辺に立ちふさがり、又はつきまとうこと。
営業所で十八歳未満の者を客に接する業務に従事させること。
十八歳未満の者を営業所に客として立ち入らせること。
営業所で二十歳未満の者に酒類 又はたばこを提供すること。