風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行令

# 昭和五十九年政令第三百十九号 #
略称 : 風営法施行令 

第三条 # 法第二条第六項第四号の政令で定める施設等

@ 施行日 : 令和五年七月十三日 ( 2023年 7月13日 )
@ 最終更新 : 令和五年政令第二百三十六号による改正

1項

法第二条第六項第四号の政令で定める施設は、次に掲げるものとする。

一 号

レンタルルーム その他個室を設け、当該個室を専ら異性を同伴する客の休憩の用に供する施設

二 号

ホテル等 その他客の宿泊(休憩を含む。以下この条において同じ。)の用に供する施設であつて、次のいずれかに 該当するもの(前号に該当するものを除く

食堂(調理室を含む。以下 このにおいて同じ。) 又はロビーの床面積が、次の表の上欄に掲げる収容人員の区分ごとにそれぞれ同表の下欄に定める数値に達しない施設

収容人員の区分
床面積
食堂
ロビー
三十人以下
三十平方メートル
三十平方メートル
三十一人以上五十人以下
四十平方メートル
四十平方メートル
五十一人以上
五十平方メートル
五十平方メートル

当該施設の外周に、又は外部から見通すことができる当該施設の内部に、休憩の料金の表示 その他の当該施設を休憩のために利用することができる旨の表示がある施設

当該施設の出入口 又はこれに近接する場所に、目隠し その他当該施設に出入りする者を外部から 見えにくくするための設備が設けられている施設

フロント、玄関帳場 その他これらに類する設備(以下この条において「フロント等」という。)にカーテン その他の見通しを遮ることができる物が取り付けられ、フロント等における客との面接を妨げるおそれがあるものとして国家公安委員会規則で定める状態にある施設

客が従業者と面接しないで機械 その他の設備を操作することによつてその利用する個室の鍵の交付を受けることができる施設 その他の客が従業者と面接しないでその利用する個室に入ることができる施設

2項

法第二条第六項第四号の政令で定める構造は、前項第二号に掲げる施設(客との面接に適するフロント等において常態として宿泊者名簿の記載、宿泊の料金の受渡し及び客室の鍵の授受を行う施設を除く)につき、次の各号いずれかに該当するものとする。

一 号

客の使用する自動車の車庫(天井(天井のない場合にあつては、屋根)及び二以上の側壁(ついたて、カーテン その他これらに類するものを含む。)を有するものに限るものとし、二以上の自動車を収容することができる車庫にあつては、その客の自動車の駐車の用に供する区画された車庫の部分をいう。以下 この項において同じ。)が通常 その客の宿泊に供される個室に接続する構造

二 号

客の使用する自動車の車庫が通常その客の宿泊に供される個室に近接して設けられ、当該個室が当該車庫に面する外壁面 又は当該外壁面に隣接する外壁面に出入口を有する構造

三 号

客が宿泊をする個室がその客の使用する自動車の車庫と当該個室との通路に主として用いられる廊下、階段 その他の施設に通ずる出入口を有する構造(前号に該当するものを除く

3項

法第二条第六項第四号の政令で定める設備は、次の各号に掲げる施設の区分ごとにそれぞれ当該各号に定めるものとする。

一 号

第一項第一号に掲げる施設

次のいずれかに該当する設備

動力により振動し又は回転するベッド、横臥している人の姿態を映すために設けられた鏡(以下 このにおいて「特定用途鏡」という。)で面積が一平方メートル以上のもの 又は二以上の特定用途鏡でそれらの面積の合計が一平方メートル以上のもの(天井、壁、仕切り、ついたてその他これらに類するもの 又はベッドに取り付けてあるものに限る)その他専ら異性を同伴する客の性的好奇心に応ずるため設けられた設備

次条に規定する物品を提供する自動販売機その他の設備

長椅子 その他の設備で専ら異性を同伴する客の休憩の用に供するもの

二 号

第一項第二号に掲げる施設

同号イからハまでいずれかに該当する施設にあつては次のに、同号ニ 又はに該当する施設にあつては次のに該当する設備

前号イ 又はに掲げる設備

宿泊の料金の受払いをするための機械 その他の設備であつて、客が従業者と面接しないで当該料金を支払うことができるもの