住宅宿泊事業法

# 平成二十九年法律第六十五号 #
略称 : 民泊法  民泊新法 

第六十三条

@ 施行日 : 令和四年六月十七日 ( 2022年 6月17日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十八号による改正

1項

観光庁長官は、外国住宅宿泊仲介業者が次の各号いずれかに該当するときは、その登録を取り消し、又は一年以内の期間を定めてその業務の全部 若しくは一部の停止を請求することができる。

一 号

前条第一項第一号 又は第二号に該当するとき。

二 号

その営む住宅宿泊仲介業に関し法令に違反したとき。

三 号

第六十一条第二項において読み替えて準用する同条第一項 又はこの項の規定による請求に応じなかったとき。

四 号

観光庁長官が、住宅宿泊仲介業の適正な運営を確保するため必要があると認めて、外国住宅宿泊仲介業者に対し、その業務に関し報告を求め、又はその職員に、外国住宅宿泊仲介業者の営業所 若しくは事務所に立ち入り、その業務の状況 若しくは帳簿書類 その他の物件を検査させ、若しくは関係者に質問させようとした場合において、その報告がされず、若しくは虚偽の報告がされ、又はその検査が拒まれ、妨げられ、若しくは忌避され、若しくはその質問に対して答弁がされず、若しくは虚偽の答弁がされたとき。

五 号

第四項の規定による費用の負担をしないとき。

2項

観光庁長官は、外国住宅宿泊仲介業者が登録を受けてから一年以内に業務を開始せず、又は引き続き一年以上業務を行っていないと認めるときは、その登録を取り消すことができる。

3項

第四十九条第二項の規定は、前二項の規定による登録の取消し 又は第一項の規定による業務の停止の請求をした場合について準用する。

4項

第一項第四号の規定による検査に要する費用(政令で定めるものに限る)は、当該検査を受ける外国住宅宿泊仲介業者の負担とする。