判事補及び検事の弁護士職務経験に関する法律

# 平成十六年法律第百二十一号 #

第一条 # 目的

@ 施行日 : 令和四年十一月一日 ( 2022年 11月1日 )
@ 最終更新 : 令和二年法律第三十三号による改正

1項

この法律は、内外の社会経済情勢の変化に伴い、司法の果たすべき役割がより重要なものとなり、司法に対する多様かつ広範な国民の要請にこたえることのできる広くかつ高い識見を備えた裁判官及び検察官が求められていることにかんがみ、判事補 及び検事(司法修習生の修習を終えた者であって、その最初に検事に任命された日から十年を経過していないものに限る第七条第五項第十一条第四項 及び第十二条除き、以下同じ。)について、その経験多様化(裁判官 又は検察官としての能力 及び資質の向上並びにその職務の充実に資する他の職務経験 その他の多様な経験をすることをいう。次条第一項 及び第四項において同じ。)のための方策の一環として、一定期間 その官を離れ、弁護士となってその職務を経験するために必要な措置を講ずることにより、判事補 及び検事が弁護士としての職務を経験することを通じて、裁判官 及び検察官としての能力 及び資質の一層の向上並びにその職務の一層の充実を図ることを目的とする。