南極地域の環境の保護に関する法律施行規則

# 平成九年総理府令第五十三号 #
略称 : 南極環境保護法施行規則  南極保護法施行規則 

第二十九条 # 廃棄物の除去に伴う影響がその遺棄に伴う影響よりも大きいと認められる場合

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和六年環境省令第十七号による改正

1項

法第十六条第四号に規定する廃棄物を除去することによる南極環境影響の程度がそれを遺棄することによる南極環境影響の程度よりも大きいと認められる場合として環境省令で定める場合は、次の各号いずれかに該当する場合とする。

一 号

建築物(燃料、衣類、食料 その他 当該建築物の中にある物品を含む。)、機械 又はドラム缶の全体が氷雪に埋もれた場合

二 号

ラジオゾンデ、測風気球 その他の気象測器 並びに電離層の諸現象 並びに宇宙線の観測に用いる器具、器械 及び装置(以下 この号において「気象測器等」という。)を気象、電離層の諸現象 又は宇宙線の観測の用に供するために南極地域において飛しょうさせ、当該気象測器等の回収のために探索する必要がある場合