司法試験法

# 昭和二十四年法律第百四十号 #

第四条 # 司法試験の受験資格等

@ 施行日 : 令和四年十月一日 ( 2022年 10月1日 )
@ 最終更新 : 令和元年法律第四十四号による改正

1項

司法試験は、次の各号に掲げる者が、それぞれ当該各号に定める期間において受けることができる。

一 号

法科大学院の課程を修了した者

その修了の日後の最初の四月一日から五年を経過するまでの期間

二 号

司法試験予備試験に合格した者

その合格の発表の日後の最初の四月一日から五年を経過するまでの期間

2項

前項の規定にかかわらず、司法試験は、第一号に掲げる者が、第二号に掲げる期間において受けることができる。

一 号

法科大学院の課程に在学する者であつて、法務省令で定めるところにより、当該法科大学院を設置する大学の学長が、次の 及びに掲げる要件を満たすことについて認定をしたもの

当該法科大学院において所定科目単位(裁判官、検察官又は弁護士となろうとする者に必要な学識及びその応用能力を有するかどうかを司法試験により判定するために必要なものとして法務省令で定める科目の単位をいう。)を修得していること。

司法試験が行われる日の属する年の四月一日から一年以内に当該法科大学院の課程を修了する見込みがあること。

二 号

この項の規定により前号の法科大学院の課程に在学している間に最初に司法試験を受けた日の属する年の四月一日から当該法科大学院の課程を修了 若しくは退学するまでの期間 又は同日から五年を経過するまでの期間のいずれか短い期間

3項

前項の規定により司法試験を受けた者が同項第一号の法科大学院の課程を修了した場合における第一項第一号の規定の適用については、

同号
その修了の日後の最初の」とあるのは、
次項の規定により最初に司法試験を受けた日の属する年の」と

する。

4項

第一項 又は第二項の規定により司法試験を受けた者は、その受験に係る受験資格(第一項各号に規定する法科大学院の課程の修了 若しくは司法試験予備試験の合格 又は第二項第一号に規定する法科大学院の課程の在学 及び当該法科大学院を設置する大学の学長の認定をいう。以下この項において同じ。)に対応する受験期間(第一項各号に定める期間 又は第二項第二号に掲げる期間をいう。)においては、他の受験資格に基づいて司法試験を受けることはできない。