国家公務員法

# 昭和二十二年法律第百二十号 #
略称 : 国公法 

第五十八条 # 昇任、降任及び転任

@ 施行日 : 令和五年四月一日 ( 2023年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和三年法律第六十一号による改正

1項

職員の昇任 及び転任(職員の幹部職への任命に該当するものを除く)は、任命権者が、職員の人事評価に基づき、任命しようとする官職の属する職制上の段階の標準的な官職に係る標準職務遂行能力 及び当該任命しようとする官職についての適性を有すると認められる者の中から行うものとする。

○2項

任命権者は、職員を降任させる場合(職員の幹部職への任命に該当する場合を除く)には、当該職員の人事評価に基づき、任命しようとする官職の属する職制上の段階の標準的な官職に係る標準職務遂行能力 及び当該任命しようとする官職についての適性を有すると認められる官職に任命するものとする。

○3項

国際機関 又は民間企業に派遣されていたこと等の事情により、人事評価が行われていない職員の昇任、降任 及び転任(職員の幹部職への任命に該当するものを除く)については、前二項の規定にかかわらず、任命権者が、人事評価以外の能力の実証に基づき、任命しようとする官職の属する職制上の段階の標準的な官職に係る標準職務遂行能力 及び当該任命しようとする官職についての適性を判断して行うことができる。