第三条第二項、第六条第四項 及び第八条から 第十条まで 並びに商法第五百七十七条 及び第五百八十五条の規定は、運送品に関する運送人の荷送人、荷受人 又は船荷証券所持人に対する不法行為による損害賠償の責任に準用する。
この場合において、
第三条第二項中
「前項」とあるのは、
「民法(明治二十九年法律第八十九号)第七百十五条第一項本文 及び商法第六百九十条(同法第七百三条第一項の規定により船舶賃借人が船舶所有者と同一の権利義務を有することとされる場合を含む。)」と
読み替えるものとする。
第三条第二項、第六条第四項 及び第八条から 第十条まで 並びに商法第五百七十七条 及び第五百八十五条の規定は、運送品に関する運送人の荷送人、荷受人 又は船荷証券所持人に対する不法行為による損害賠償の責任に準用する。
この場合において、
第三条第二項中
「前項」とあるのは、
「民法(明治二十九年法律第八十九号)第七百十五条第一項本文 及び商法第六百九十条(同法第七百三条第一項の規定により船舶賃借人が船舶所有者と同一の権利義務を有することとされる場合を含む。)」と
読み替えるものとする。
前項の規定は、荷受人があらかじめ荷送人の委託による運送を拒んでいたにもかかわらず荷送人から運送を引き受けた運送人の荷受人に対する責任には、適用しない。
第一項の規定により運送品に関する運送人の責任が免除され、又は軽減される場合には、その責任が免除され、又は軽減される限度において、当該運送品に関する運送人の被用者の荷送人、荷受人 又は船荷証券所持人に対する不法行為による損害賠償の責任も、免除され、又は軽減される。
第九条第四項の規定は、運送品に関する運送人の責任が同条第一項から 第三項までの規定(第一項において準用する場合を含む。)により軽減される場合において、運送人が損害を賠償したときの、運送品に関する運送人の被用者の責任に準用する。
前二項の規定は、運送品に関する損害が、運送人の被用者の故意により、又は損害の発生のおそれがあることを認識しながらしたその者の無謀な行為により生じたものであるときには、適用しない。