地域再生法

# 平成十七年法律第二十四号 #

第十七条の十八 # 建築等の届出等

@ 施行日 : 令和六年四月十九日 ( 2024年 4月19日 )
@ 最終更新 : 令和六年法律第十七号による改正

1項

地域再生土地利用計画に記載された集落生活圏の区域内において、次に掲げる行為を行おうとする者は、これらの行為に着手する日の三十日前までに、国土交通省令で定めるところにより、行為の種類、場所、設計 又は施行方法、着手予定日 その他国土交通省令で定める事項を認定市町村の長に届け出なければならない。

一 号

当該地域再生土地利用計画に記載された前条第三項第二号の誘導施設を有する建築物の建築の用に供する目的で行う開発行為又は当該誘導施設を有する建築物を新築し、若しくは建築物を改築し、若しくはその用途を変更して当該誘導施設を有する建築物とする行為(当該誘導施設の立地を誘導するものとして当該地域再生土地利用計画に記載された地域再生拠点区域内において行われるものを除く

二 号

当該地域再生土地利用計画(前条第四項第二号に掲げる事項が定められているものに限る)に記載された地域再生拠点区域内における土地の区画形質の変更、建築物の建築 その他政令で定める行為(当該地域再生土地利用計画に記載された同項第一号に規定する事業に係るものを除く

2項

次に掲げる行為については、前項の規定は、適用しない

一 号

軽易な行為 その他の行為で政令で定めるもの

二 号

非常災害のため必要な応急措置として行う行為

三 号

都市計画法第四条第十五項に規定する都市計画事業の施行として行う行為 又はこれに準ずる行為として政令で定める行為

四 号

その他認定市町村の条例で定める行為

3項

第一項の規定による届出をした者は、当該届出に係る事項のうち国土交通省令で定める事項を変更しようとするときは、当該事項の変更に係る行為に着手する日の三十日前までに、国土交通省令で定めるところにより、その旨を認定市町村の長に届け出なければならない。

4項

認定市町村の長は、第一項 又は前項の規定による届出があった場合において、当該届出に係る行為が地域再生土地利用計画に適合せず、地域再生拠点の形成を図る上で支障があると認めるときは、当該届出をした者に対し、その届出に係る行為に関し場所 又は設計の変更 その他の必要な措置をとることを勧告することができる。

5項

認定市町村の長は、前項の規定による勧告をした場合において、必要があると認めるときは、その勧告を受けた者に対し、当該誘導施設に係る地域再生拠点区域内の土地の取得 又は当該届出に係る土地に関する権利の処分についてのあっせん その他の必要な措置を講ずるよう努めなければならない。