建築士法

# 昭和二十五年法律第二百二号 #

第十条の三 # 構造設計一級建築士証及び設備設計一級建築士証の交付等

@ 施行日 : 令和六年四月一日 ( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 : 令和四年法律第六十九号

1項

次の各号いずれかに該当する一級建築士は、国土交通大臣に対し、構造設計一級建築士証の交付を申請することができる。

一 号

一級建築士として五年以上構造設計の業務に従事した後、第十条の二十二から第十条の二十五までの規定の定めるところにより国土交通大臣の登録を受けた者(以下この章において「登録講習機関」という。)が行う講習(別表第一(一)の項講習の欄に掲げる講習に限る)の課程をその申請前一年以内に修了した一級建築士

二 号

国土交通大臣が、構造設計に関し前号に掲げる一級建築士と同等以上の知識 及び技能を有すると認める一級建築士

2項

次の各号いずれかに該当する一級建築士は、国土交通大臣に対し、設備設計一級建築士証の交付を申請することができる。

一 号

一級建築士として五年以上設備設計の業務に従事した後、登録講習機関が行う講習(別表第一(二)の項講習の欄に掲げる講習に限る)の課程をその申請前一年以内に修了した一級建築士

二 号

国土交通大臣が、設備設計に関し前号に掲げる一級建築士と同等以上の知識 及び技能を有すると認める一級建築士

3項

国土交通大臣は、前二項の規定による構造設計一級建築士証 又は設備設計一級建築士証の交付の申請があつたときは、遅滞なく、その交付をしなければならない。

4項

構造設計一級建築士証 又は設備設計一級建築士証の交付を受けた一級建築士(以下それぞれ「構造設計一級建築士」又は「設備設計一級建築士」という。)は、構造設計一級建築士証 又は設備設計一級建築士証に記載された事項等に変更があつたときは、国土交通大臣に対し、構造設計一級建築士証 又は設備設計一級建築士証の書換え交付を申請することができる。

5項

構造設計一級建築士 又は設備設計一級建築士は、第九条第一項 若しくは第二項 又は第十条第一項の規定によりその免許を取り消されたときは、速やかに、構造設計一級建築士証 又は設備設計一級建築士証を国土交通大臣に返納しなければならない。

6項

構造設計一級建築士証 又は設備設計一級建築士証の交付、書換え交付 又は再交付を受けようとする一級建築士は、実費を勘案して政令で定める額の手数料を国に納付しなければならない。