検察官 又は司法警察員は、逮捕された者が国際連合の軍隊の構成員 又は軍属であり、且つ、その者の犯した罪が議定書の附属書第三項（ａ）に掲げる罪のいずれかに該当すると明らかに認めたときは、刑事訴訟法（昭和二十三年法律第百三十一号）の規定にかかわらず、直ちに被疑者を当該国際連合の軍隊に引き渡さなければならない。
日本国における国際連合の軍隊に対する刑事裁判権の行使に関する議定書の実施に伴う刑事特別法
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昭和二十八年法律第二百六十五号
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略称 : 刑事特別法
刑特法
第三条 # 逮捕された国際連合の軍隊の構成員又は軍属の引渡
@ 施行日 : 令和六年二月十五日
@ 最終更新 :
令和五年法律第二十八号による改正
司法警察員は、前項の規定により被疑者を国際連合の軍隊に引き渡した場合においても、必要な捜査を行い、すみやかに書類 及び証拠物とともに事件を検察官に送致しなければならない。