刑法第二十八条の規定による仮釈放を許す処分 及び同法第三十条の規定による仮出場を許す処分は、地方委員会の決定をもってするものとする。
更生保護法
#
平成十九年法律第八十八号
#
第三十九条 # 仮釈放及び仮出場を許す処分
@ 施行日 : 令和六年四月一日
( 2024年 4月1日 )
@ 最終更新 :
令和四年法律第五十二号による改正
地方委員会は、仮釈放 又は仮出場を許す処分をするに当たっては、釈放すべき日を定めなければならない。
地方委員会は、仮釈放を許す処分をするに当たっては、第五十一条第二項第五号の規定により宿泊すべき特定の場所を定める場合 その他特別の事情がある場合を除き、第八十二条第一項の規定による住居の調整の結果に基づき、仮釈放を許される者が居住すべき住居を特定するものとする。
地方委員会は、第一項の決定をした場合において、当該決定を受けた者について、その釈放までの間に、刑事施設の規律 及び秩序を害する行為をしたこと、予定されていた釈放後の住居、就業先 その他の生活環境に著しい変化が生じたこと その他その釈放が相当でないと認められる特別の事情が生じたと認めるときは、仮釈放 又は仮出場を許すか否かに関する審理を再開しなければならない。
この場合においては、当該決定は、その効力を失う。
第三十六条の規定は、前項の規定による審理の再開に係る判断について準用する。