任命権者は、第三条第一項の要請があった場合において、その要請に係る派遣の必要性、派遣に伴う事務の支障 その他の事情を勘案して、相当と認めるときは、これに応じ、検察官等の同意を得て、当該法科大学院設置者との間の取決めに基づき、期間を定めて、専ら当該法科大学院における教授等の業務を行うものとして当該検察官等を当該法科大学院を置く大学に派遣することができる。
法科大学院への裁判官及び検察官その他の一般職の国家公務員の派遣に関する法律
#
平成十五年法律第四十号
#
第十一条 # 専ら教授等の業務を行うための派遣
@ 施行日 : 令和六年六月十二日
( 2024年 6月12日 )
@ 最終更新 :
令和六年法律第四十七号
任命権者は、前項の同意を得るに当たっては、あらかじめ、当該検察官等に同項の取決めの内容 及び当該派遣の期間中における給与の支給に関する事項を明示しなければならない。
第一項の取決めにおいては、当該法科大学院における勤務時間、教授等の業務に係る報酬等 その他の勤務条件 及び教授等の業務の内容、派遣の期間、職務への復帰に関する事項 その他同項の規定による派遣の実施に当たって合意しておくべきものとして人事院規則で定める事項を定めるものとする。
第四条第六項から第八項まで 及び第十項の規定は、第一項の規定による派遣について準用する。
第一項の規定により派遣された検察官等は、その派遣の期間中、検察官等としての身分を保有するが、職務に従事しない。